子どもがいるご家庭のお悩みの定番でもある、おもちゃの片付け・収納問題。
おもちゃがどんどん増えていき、住み始めてから収納ボックスなどを追加購入したり、DIYで棚などを後付けするご家庭も多いのではないでしょうか?
でもそんな後付けの収納は、設置場所も収納方法も限られてしまいますよね。
そこで今回の記事では、住み始めてからではなく、新築・リフォームの計画段階で考える“おもちゃ収納”のポイントやアイデアについてお話したいと思います^^
きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
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おもちゃ収納を考える時の4つのポイント
新築やリフォームの計画段階で、“おもちゃ収納”を考える時に意識していただきたい4つのポイントをご紹介!
このポイントを少し頭に置いておくと、子どもが使いやすく片付けやすいおもちゃ収納に1歩近付きますよ^^
おもちゃの収納場所は使う場所の近くに作る
おもちゃの収納場所は、使う場所(遊ぶ場所)の近くに作りましょう。
離れた場所に収納を作ってしまうと、片付けが億劫になったり、おもちゃが広い範囲に散らかりやすくなる原因になってしまい大変です。
使う場所の近くに収納スペースがあれば、移動がないので、遊んだ後の片付けもスムーズに♪片付け時間を短縮できますよ。
子どもがこれならできると思える簡単でわかりやすい仕組みに
子どもはちょっと面倒くさい、難しいと感じると、すぐやりたくなーい!と逃げ出したくなってしまうものです。
ですので、子どもがこれならできるかも!やってみよう!と思えるような、少ないアクションでできる、簡単でわかりやすい仕組みにしてあげてくださいね^^
出来るだけ大人目線ではなく、子どもにとっての片付けやすさを考えてあげることが大切ですよ。
おすすめは、出し入れしやすいフタ無しのオープンタイプの収納です♪
子どもの成長に合わせておもちゃの片付け方もチェンジ
子どもは成長と共にできることがどんどん増えていきますよね。そして遊ぶおもちゃの種類や好みも変わっていきます。
おもちゃの片付け方も1つにこだわらず、そんな子どもの変化に合わせて柔軟に変えていくことが大事。
親子で話し合いながら、その時期の子どもに合った片付け方を工夫しながら見つけていきましょう♪
子どもが片付けられるおもちゃの一定量を決める
おもちゃがどんどん増えていくと、同時に散らかりやすく、子どもも片付けがしにくくなってきます。
おもちゃ箱の中は意外に使わなくなったものがたくさん入っていたりします。定期的におもちゃの見直しを行い、よく使う1軍とあまり使わなくなった2軍に仕分けしましょう。
そして、使用頻度の高い1軍のおもちゃの収納場所はいつも遊んでいる場所に、2軍のおもちゃは押入れなどの出来るだけ子どもの目につかない場所に収納しておくのがポイント!
1軍のおもちゃは、子どもが種類を把握でき、片付けできることを目安に一定量を定め、その量に合った収納スペースを事前に確保しておきます。
おもちゃの量はこの収納スペース内に納める!というルールを決めておけば、おもちゃの増えすぎも防止できますよ^^
おもちゃはどこに収納するのがベスト?
おもちゃの収納場所は使う(遊ぶ)場所に作るのが◎
家の中の子どもの遊び場といえば…やっぱりリビングですよね!
小学生くらいまでの子どもは、子ども部屋があるとしても家族の気配がするリビングにいることが多いと思います。
だから、おもちゃの収納場所は子どもがいつも遊んでいるリビングに作ってあげるのがベストなんです^^
リビングに作るおもちゃ収納アイデア8選
リビングは家族の憩いの場でもあり、家族以外の人目につきやすい場所でもあります。だからこそ散らかって見えないか、インテリアが崩れてしまわないか心配ですよね。
そんなお悩みも解決できる、リビング空間にぴったりな、見た目もおしゃれで機能的なアイデア実例をご紹介^^
ぜひ新築・リフォームを検討中の方は参考にしてみてくださいね♪
細かいおもちゃは引き出し+扉付き収納で隠してすっきり
引出し[アートランバーリフ]
カラフルな赤ちゃん用のおもちゃや、散らかりがちなカードやゲーム類などは、ひとまとめにしてテレビボード下の引出し+扉付き収納に!
閉めると中身が見えないので生活感をシャットアウトできますよ^^
木目調の扉なので、インテリアにも自然にフィットします。
引出し[アートランバーリフ]
赤ちゃんのお世話は何かとリビングですることが多いので、おもちゃと一緒にオムツなどの赤ちゃん用品をセットで収納しておくと便利です。
引出し内も収納ケースなどを上手に使って、定位置をしっかり決めておくと子どもも出し入れしやすいですよ♪
テレビボード下にスペースを確保!動線の邪魔にならないおもちゃ収納
[アートランバーリフ]
お家の計画段階でテレビボード下のボックスと棚板をセンターに配置するのではなく、あえて端にズラして配置することで、フリースペースを確保。そこに大きめのおもちゃ収納バッグをIN!
テレビボード下なので動線の邪魔にならず、省スペースですっきり納まるんです♪
ホワイトカラー&キャンバス素材のソフトボックスを用意すれば、ナチュラルなリビングのインテリアにも自然にフィット。
おもちゃ収納はキャスター付きのボックスなどにしてもOK!遊ぶ時に移動させやすくていいかもしれませんね^^
おもちゃ収納はリビング入り口から見えにくい場所に設置
Instagram Photo by haramaki2021
リビングの子どもの遊び場スペースに家の計画段階から、収納力抜群のおもちゃの収納棚を設置した実例。
リビング入り口からは見えにくい場所に作られています。収納している収納ボックスの高さに合わせて棚板の高さを調整しているので、デッドスペースが無く、天井までの高さを無駄なく活用できていますね^^トミカや積み木などしっかり分類されているので、整理整頓もしやすそうです。
子どもたちが小学生になれば、ここに学用品を収納しようと考えているそうですよ♪
もしおもちゃ収納が必要じゃなくなってもフレキシブルに使える、シンプルで使いやすい収納です。使用商品[ランバーシリーズ+シンプルアルミ棚柱]
アイテムのサイズや子どもの成長に合わせて可変できるおもちゃ収納
[ランバーシリーズ+アームハング 棚柱SS]
お家の計画段階でリビング一角のキッズスペースなどに、棚板が可動できるタイプのおもちゃ収納を取り付けたアイデア。
上の2段の棚には収納ボックスを使って、子どもに人気のミニカーやレゴブロックなどの細々したおもちゃを分類して収納。床上に置いたソフトボックスには、人形やロボット、プラレールなど場所を取るおもちゃ類をざっくり収納しています。
収納ボックスにラベリングしてあげれば、それぞれのおもちゃの場所が一目瞭然!探しやすいので、子どもにとっても使い勝手抜群です!
棚板の高さが調整できるものを選ぶと、成長と共に変化していくおもちゃの種類や子どもの身長に合わせて自由にカスタマイズ可能ですよ♪豊富な棚板と棚柱カラーの組み合わせで色々なテイストのインテリアに幅広く対応できます^^
[ランバーシリーズ+アームハング 棚柱SS]
ハンガーパイプを取り付けるとおもちゃ収納としてだけでなく、子供用品や洋服など収納アイテムを変えながら、長く使える収納です。
高さが簡単に変えられるので、同じパーツを利用して、手軽に収納するモノに合わせたレイアウト変更ができますよ^^
見て楽しめるのがうれしい!インテリアの一部になるおしゃれな絵本収納
[リブニッチ]
リビングの壁面に設置したコンパクトでシンプルデザインのオープン棚。浅めの奥行きなので、絵本収納に最適です^^
絵本は見ても楽しい素敵な表紙も多いのでお部屋のインテリアの一部にもなりますよ♪
また表紙が見えているので子どもも本を選びやすく、サッと取れて気軽に絵本を楽しめます。
間仕切り本棚の一部をおもちゃ収納スペースに
[フィクサス]
ダイニングキッチンとリビングの間に設置された重厚なデザインの木製の本棚。この一部分をおもちゃ収納として使用するパターンです。
おもちゃ以外にも本やお気に入りのグッズや写真、家族が共有して使う小物類なども一緒に収納できます。グリッド状の本棚は縦横の棚のラインで、入っているものがさまざまでも、整理されているように見えるんですよ♪
壊されない安全なところに置いておきたいブロック作品などを飾って収納する場所としてもいいかもしれませんね。
全体のバランスを考えながら、ディスプレイ感覚で収納を楽しめます。低めの位置を使用すれば、子どもでもラクに出し入れ可能です!
おもちゃだけの収納スペースを作るのはもったいない!という方にはこんなスペースの使い方もアリですよ^^
おもちゃを目立たせないコツは収納アイテムの素材やテイストを合わせる
[ランバーシリーズ+ステンラダー棚受]
リビングだからこそ、あまりおもちゃは目立たせたくない…と思っている方多いですよね。そんな時は、バスケットやかごなどの収納アイテムが大活躍します!
オープン収納も上手に収納アイテムを使用することで、細々したおもちゃ類の目隠しになり、見た目もすっきりした印象に。
素材やテイストをインテリアに合わせると、より統一感が出てリビングの雰囲気を崩すことなく、おもちゃ収納スペースを作ることができますよ♪
子どもの満足度アップ!家族に見てもらえる作品展示スペース
[ランバーシリーズ+アームハング 棚柱SS]
リビングの一角に棚板2段+パイプのオープンシェルフを設定。その収納は、作品を飾れる子どもたち専用のギャラリースペースに。
ブロックで完成させた作品や書いた絵など、子どもがすぐ壊したくない片付けたくないものってありますよね。すぐにクローゼットなどにしまい込むのではなく、こんな風に大好きな家族にお披露目できるスペースがあれば、子どもたちも少し満足して片付けできるのではないでしょうか^^
年齢別!子どもが片付けやすいおもちゃ収納のポイント
子どもが“片付けやすい収納のカタチ”は成長に合わせて日々変化していくものです。
“おもちゃ収納を考える時の4つのポイント”でも書いたように、おもちゃの片付け方もタイミングを見て、子どもの成長に合った方法に変えることが大事!
そこで、年齢別に片付けやすいおもちゃ収納のポイントをまとめてみました^^
【幼少期のおもちゃ収納】大きめボックスに投げ入れ式で楽しく片付け
初めて片付けにチャレンジする幼少期。
小さな子どもでも簡単に投げ入れ式で片付けができる、大きめのバケツ型バスケットなどがおすすめです。余裕を持った収納にしてあげることで、ぬいぐるみなどのおもちゃがぎゅうぎゅう詰めにならず、出し入れもラクラクです。いつも遊んでいるプレイマットの近くに用意してあげれば、気軽に片付けができますよ。
持ち手付きだと遊ぶ場所まで持ち運びしやすいので、よりgoodです♪
片付けができたらたくさん褒めてあげて、「遊んだら片付ける」という習慣を楽しみながらつけてあげましょう^^
【児童期のおもちゃ収納】おもちゃをざっくり分類分けしてラベリングでわかりやすく
おもちゃの種類も増えてくる児童期。少しずつ種類別の分類ができるようになってくる時期です。
おもちゃのカテゴリ分けは、細かく分けすぎずざっくりとがコツ。100均などの収納ボックスを活用し、視覚的に何が入っているかすぐわかるようにラベルを貼ってあげると◎
おもちゃを分類分けすることで、例えば「パズルで遊びたい」「ままごとで遊びたい」となった時に見つけやすく、必要なおもちゃだけを持ち出せるので散らかりにくくなりますよ。
【学童期のおもちゃ収納】自分に合った片付け方を自分で見つけよう
おもちゃの他にもランドセルや勉強用のデスク、文房具なども増えてくる学童期。少しずつ自分のものは自分で管理し、自立していかなければいけない時期です。
色々こだわりも強くなってくるので、自分がやりやすい片付け方やレイアウトを子ども自身で考えてもらいましょう。
ただ、アイテムの量が増えすぎると自分で管理しきれなくなってしまいます。おもちゃはもちろん学用品などのチェックは定期的に、一緒に行ってあげてくださいね^^
家づくりの計画段階でおもちゃ収納を考える3つのメリット
今回お話ししてきた“おもちゃ収納”。
実際は、家づくりの計画段階から間取りに取り入れられる玄関収納やキッチン収納などと違って、どちらかというと住み始めてから問題に気づき、後付けされることが多い収納場所ですよね。
そんな“おもちゃ収納”を新築やリフォームの計画段階で考えることをおすすめする理由。
なんでその必要があるの?と思っている方もいると思いますので、メリットをしっかりお伝えしておきますね^^
収納の追加購入の必要なし!
家づくりの計画段階でおもちゃの収納量や使い方を想定し、収納スペースをしっかり確保しておけば、住み始めてから収納棚を追加購入する手間が省けます。
家具や収納ラックは危険!?壁面収納だから地震に安心
おもちゃ収納を計画段階で間取りに組み込まれた造り付け収納にした場合、壁に固定しているので安心安全!
転倒する可能性のある家具や収納ラックに比べ、転倒リスクを軽減し丈夫で地震に強いのも魅力です。
後から追加したカラーボックスが動線の邪魔に!?計画段階で考えるおもちゃ収納なら暮らしに合わせた対応が可能
住み始めてからカラーボックスやチェストなどの収納を追加すると、どうしても動線の邪魔になったり、本当は置きたくない場所に設置しなければならない場合が出てきます。
新築やリフォームの計画段階でおもちゃ収納を考えておけば、おもちゃ入れを置くフリースペースを事前に設けたり、隠せるようにしたりとライフスタイルや暮らしに合わせた対応ができるんですよ^^
最後に
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