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ヌックはリビング付近に♪後悔しない空間づくりのためのポイントや実例を紹介!

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家を建てようと考えている方

公開日:

2024.03.29

Sakura
この記事を書いたソムリエ
Sakura
わたしは製品のカタログづくりやSNS全般、それからショールームの備品レイアウトなどに携わっています。自宅にも自社製品を使っているので、一応“ユーザーさん”でもあります^^みなさんがHAPPYになる家づくりの参考になれば嬉しいです。

 Instagram Photo by mei_wa.home

近年、暮らしの中で注目されている空間づくりのひとつが「ヌック」。
自分らしいヌックを設置することで、個性的で快適な空間を実現することができます。
今回は、ヌックの魅力や特長からメリットやデメリット、さらには居心地のいいヌックの作り方まで詳しく紹介していきます。
心地よい空間づくりの参考になれば嬉しいです。

目次

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    ヌックとは?

    ヌックとは、リビングやダイニングといった主要な場所の隅や小さなスペースなどを有効活用した空間のことです。
    自分だけの居場所や癒しのスペースとして活用されることが多く、空間の機能性や居心地を向上させるアレンジのひとつとして注目されています。

    ヌックと小上がりの違いは何?

    ヌックと言えば、一般的に上の写真のようなイメージが強いのではないでしょうか。
    ただ、ヌックには様々な作り方があって、小上がりはヌックを作る際の手法のひとつと言えます。
    具体的には、ヌックは通常使われない空間の隅や小さなスペースを有効活用して機能性や居心地を向上させるのに対し、小上がりは床を少し高くして新しい空間を作り出す手法を指します。
    ヌックは小上がりよりも規模が小さいので、比較的手軽に設置することができますよ^^

    ヌックのメリット

    まずは、ヌックを設置する際にどんなメリットがあるのか、ヌックならではの魅力とともに紹介していきます。

    家族とつながりながらひとり時間を満喫できる!

    ヌックは、家族が集いつつも一人で過ごす時間を取り入れることができる空間です。
    家族とのコミュニケーションを楽しみながら、プライベートな時間も確保できる魅力があります。

    デッドスペースを活用できる

    家の中には無駄なスペースや活用しきれていない空間が存在します。
    そんなデッドスペースを上手に使い切るのがヌックの大きなメリットです!
    無駄な空間を残さず有効活用できるのも、ヌックならではの魅力と言えます。

    さまざまな使い方ができる万能空間

    ヌックは、使い方次第でさまざまな機能を果たせるため、万能な空間として利用できます。
    例えば、来客用のプライベートスペースとして活用したり、趣味の空間や本を読む場所としても活躍します♪

    ヌックのデメリット

    続いて、ヌックを設置する際のデメリットと押さえておきたいポイントを紹介します。

    設置費用がかかる

    ヌックを設置する際にはそれなりの費用が必要で、以下の2つがあげられます。

    工事費と材料費

    ベンチやデスクなどの小規模な工事の場合は、比較的手頃な価格でヌックを設置することができます。
    しかし、壁をつけたり小上がりにするなどの大規模な工事を行なう場合は、費用が高くなります。

    設備費

    居心地のいいヌックを設置するには、照明や窓、換気・空調設備などの費用が必要になるケースもあります。
    特に読書や趣味に使用するヌックなら、デスクや本棚などの設置費用も追加でかかる可能性があります。
    費用と効果のバランスを考えて、ヌックが必要かどうかを慎重に検討することが大切です。

    設置場所が必要

    ヌックを設置するための場所が必要になります。
    デッドスペース内に納まれば問題ありませんが、ヌックの使い方によっては他の空間を狭める可能性もありますので、計画する際には、空間の使い方に合った広さかどうかをしっかり考えるようにしましょう。

    活用されない可能性がある

    ヌックを作っても実際に活用されない場合があるので、家族や生活スタイルに合った使い方や工夫をし、無駄な空間にならないように配慮してくださいね。

    ヌックにおすすめな間取り3選

    ここからは、ヌックに最適なおすすめの間取りを施工事例とともに紹介します。

    LDKの一角

     Instagram Photo by nib___jardin.26

    家族や友人との交流が多いLDKの一角にヌックを設置することで、自分だけのプライベート空間を確保できます。
    開放感のある空間にメリハリをつけることで、より一層、居心地のよい空間に仕上がります。
    家事や食事の合間にリラックスしたり、趣味に没頭する時間が作りやすくなり、家の中でのちょっとした息抜きに最適ですよ^^
    家族とのコミュニケーションを大切にしつつ、程よい距離感で自分の時間も確保できるため、バランスの取れた心地よい暮らしを実現できます。
    さらに下記のような使い方もできますので、ご参考になさってください。

    来客用のベッドスペース

    Instagram Photo by mamaison_o

    ヌックスペースの開口部に仕切りやカーテンなどを設置すれば、独立したプライベート空間になります。
    マットレスを敷けば、来客用のベッドスペースとしても活用できますよ。
    思いがけずお泊まりになる方がいた際や、部屋不足の際にも便利です。

    リーディングヌック

    [フィクサス]

    リーディングヌックは、読書や勉強などに集中して取り組むためのスペースです。
    自分だけの集中スペースを間取りに取り入れることで、読書や勉強の時間をより楽しく効果的に使えます。
    本棚やカウンターなどを配置して心地よい環境を整えることで、さらに充実した時間を過ごすことができます。
    また、間仕切り収納を使って空間を仕切るのもおすすめの方法のひとつです。
    空間をゆるやかに遮りながらも、大容量の本棚として活用できるので便利です。
    リーディングヌックがあれば、テレワークや書斎スペースとして使用するなど、生活スタイルの変化に合わせて空間を無駄なく活用することができます。

    キッズスペース

    Instagram Photo by bebe_hirayahome

    子どもがのびのびと遊べるキッズスペースとしても活用できます。
    その小さな空間はまるで秘密基地のようで、子ども達もワクワクドキドキが止まりません♪
    床にクッションやラグを敷いたり、壁面に絵本やおもちゃを収納できるように工夫するとより過ごしやすい空間になりますよ^^
    さらに、キッズスペースをリビングの間取りに取り入れることで、一緒に遊んだり、読書したりする時間を共有でき、家族の絆を深めてくれます。

    ペットルーム

    ペットが落ち着いて休めるスペースとして、LDKの一角にペットルームを設置するのもおすすめです。
    猫のキャットタワーや犬のベッドをリビングの一角に配置することで、ペットが家族を感じられ、ストレスなく過ごすことができます^^
    また、家族の目が行き届くので、ペットの様子が分かりやすく安心です。

    リビング階段下

    Instagram Photo by _____koyu.house

    リビングの階段下を有効活用してヌックを設置することで、通りぬけるだけの場所から居心地のいい場所に変えることができます。
    階段下ならリビングから隠れた空間が生まれ、プライベート感を楽しむことができます。
    また、壁や階段で囲まれるため、周囲からの騒音が少し遮られ、リラックスや読書など集中した時間を過ごせます。

    リビング窓辺の一角

    Instagram Photo by mei_wa.home

    窓辺を利用してベンチやソファを設置することで、自然光を感じながらリラックスした時間を満喫できます。
    季節や天候に合わせて窓を開けることで、新鮮な空気を取り入れながら快適に過ごすことができます。
    外の景色を眺めながら読書したり、コーヒータイムを楽しむことができ、リラックス効果が高まりますよ。

    居心地のいいヌックを作るポイント

    ヌックを居心地のいい空間にするためには、以下のポイントに注意することが大事です。
    具体的な工夫やアイデアを取り入れながら、理想のヌックを作り上げていきましょう。

    使い方を具体的にイメージしておく

    ヌックをどのように利用するかを具体的にイメージすることで、必要な設備や家具、照明などを選定しやすくなります。
    例えば、読書や趣味の空間、リラックスできる休憩スペースなど、目的に合わせてレイアウトを考えましょう。

    別空間と認識できる工夫をする

    ヌックが他の空間と区別されるように、壁や間仕切り、カーテンなどを活用するのがおすすめです。
    心地よいプライベート空間を確保するために、周囲の視線や音の遮断などを考慮することも大切です。
    また、快適な空間づくりには、換気や通気性が欠かせません。
    ヌック内に窓を設置したり、空気清浄機や加湿器などを設置することで、快適な環境を保つことができます。

    ほっとする広さにする

    ヌックは居心地が良くリラックスできるスペースであるため、適度な広さを確保することも重要です。
    使い方や人の感じ方によって適度な広さは変わってきますが、2〜3畳を目安に窮屈すぎず広すぎない広さを持つことで、居心地の良さを実感できます。

    照明を使って落ち着いた雰囲気に

    照明はヌックの雰囲気作りに大きく影響します。
    間接照明やスタンドライトなどを使って、柔らかな光を演出しましょう。
    明るすぎず、暗すぎない、心地よい照明にすることで、リラックスした空間に仕上がります。

    効果的なデザインと配色

    Instagram Photo by bebe_hirayahome

    ヌックを快適な空間にするためには、デザインと配色にも配慮する必要があります。
    例えば、明るい色合いや落ち着いたトーンの組み合わせを選ぶことで、リラックスできる雰囲気を演出できます。
    また、家具や装飾品の配置を工夫し、ヌック全体のバランスを整えることで、心地よい空間を作り上げることができます。

    自然素材を活用したインテリア

    Instagram Photo by nib___jardin.26

    自然素材の家具やインテリアアイテムを取り入れることで、ヌックに自然な温かみや心地よさをプラスすることができます。
    木製の家具やグリーンを取り入れることで、リラックス効果や居心地の良さをさらに引き出すことができますよ。
    自然素材を活用することで、ヌックが心地よい癒しの空間に仕上がります。

     

    これらのポイントを踏まえて、自分にとって理想的なヌックをつくり上げることで、日常の忙しさから離れて、くつろげる癒しの空間を実現できますよ^^

    最後に

    ヌックは、家族とのつながりを大切にしつつ、自分だけのリラックス空間を作れる素敵なスペースです。
    使い方やレイアウト次第でさまざまな機能を果たし、快適な暮らしをサポートしてくれます。
    住宅の空間づくりを考える際には、ぜひヌックの設置を検討してみてはいかがでしょうか^^

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