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収納が少ない部屋の片付け方と上手な整理・収納方法を解説

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家に住み始めた方

公開日:

2025.03.11

この記事を書いたソムリエ
ろく
収納メーカーに入社してはや10数年。その間に結婚・出産をし、今では2児の母です。仕事ではSNS関係や製品のカタログづくりなどに携わっています。わたしも片付けは苦手な方ですが、ワーママの一人として、少しでも毎日の暮らしがラクになる収納アイデアをお届けしていきます♪

散らかったリビングのイメージ

「部屋に収納が少なく、物が散らかりがちになる……」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
キレイに片付けるためには、物を減らす、収納方法を工夫する、収納アイテムを活用するなどの対策が重要です。
そこで今回は、収納が少ない部屋の片付け方や上手な整理・収納方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^

目次

    もっと詳しく収納を知りたい
    新築・リフォームを検討中の方におすすめの収納コンテンツを紹介します。
    きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
    片付け収納のプロが案内する
    体感型ショールーム

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    カタログを見る・請求する

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    プランを選ぶ

    収納が少ない部屋の片付け方1:手持ちの物を整理する

    手持ちの物を整理しているイメージ

    まずは、手持ちの物を整理しましょう。
    整理をするときのポイントについてご紹介します。

    手持ちの物をすべて出す

    収納が少ない部屋をすっきり片付けるためには、部屋にどのくらいの物があるかを把握することが大切です◎。
    最初に、クローゼットや引き出し、棚に収納している物をすべて出してみましょう。

    必要な物と不要な物に分類する

    次に、「必要な物」と「不要な物」に分類します。
    最近使ったかどうか、今後使う予定があるかを基準に判断するとスムーズです。
    このときに大切なのが、「いつか使うかも……」という感情を捨てて、使う予定がない物は思い切って「不要な物」に分類すること!
    物が多ければ多いほど収納スペースの確保が必要なほか、片付けが大変になるので、できるだけ量を減らしておくことが重要です。
    必要な物と不要な物の選定基準は、以下を参考にしてみてくださいね^^

    物を手放す基準

    【必要なもの】
    ・毎日使用している
    ・数ヶ月に一度は使用する
    ・使用頻度は低いが、使うタイミングが決まっている
    【不要な物】
    ・1年以上使用していない
    ・壊れたり汚れたりしている
    ・今後も使用予定がない

    不要な物は手放す、リユースする

    分類した「不要な物」は、思い切って手放しましょう!
    廃棄する際は、それぞれの自治体が定めたルールに従って行なうようにしてください。
    また、再利用が可能な物は、リサイクルショップやフリマアプリで売却する、不用品をもらってくれる業者に寄付するなどの方法もありますよ。
    また、物が多すぎる場合は不用品回収業者に依頼しても良いでしょう。

    物の種類や量を把握する

    残った手持ちの物の種類や量を把握しましょう。
    さらにカテゴリーごとに分類することで、それぞれのカテゴリーごとにどのくらいの収納スペースが必要かイメージしやすくなりますよ♪
    分類の例としては以下があります。

    分類の例

    ・文房具
    ・書類
    ・書籍
    ・雑誌
    ・衣類
    ・日用品
    ・おもちゃ  など

    物を整理することで、必要な物だけが厳選され、収納スペースをより有効に活用できるようになります。
    まずは整理から始めて、次に収納方法を考えましょう^^

    収納が少ない部屋の片付け方2:収納方法を考える

    次に、物の収納方法を考え直してみましょう。
    以下のような方法を活用することで、快適性を維持しながら片付けやすい部屋にすることができますよ♪

    1ヵ所にまとめて集中収納する

    集中収納のイメージ
    [アートランバー]+[アームハング棚柱SS]

    収納場所が分散すると、部屋が雑然とした印象になりがちです。
    できるだけ1ヵ所にまとめて収納することで、すっきりとした空間を保てます。
    大型のスチールラック、ハンガーラック、大型のキャビネットなど、物をまとめて収納できるアイテムを準備しましょう^^

     収納を兼ね備えた家具を置いて収納スペースをプラスする

    収納家具のイメージ

    ソファやテレビ台、ローテーブルなど、今ある家具を収納付きのアイテムに買い替えても良いでしょう。
    収納家具に変更することで、空間を圧迫することなく収納力をアップできますよ♪
    また、キャスター付きワゴンや折りたたみ式収納など、移動式の収納アイテムであれば、必要に応じて簡単にレイアウトを変えられるのでおすすめです◎。

    デッドスペースを活用する

    天板上のデッドスペースを活用した収納イメージ

    部屋の中には、家具と壁の隙間や、天井付近など、活用できるデッドスペースが意外と多くあります。
    本や小物を収納できるスリムラックを設置することで、隙間を上手に使うことができるほか、背の高い収納棚や壁付け収納を取り入れることで上部のデッドスペースを無駄なく使えますよ^^

    壁面スペースを活用する

    壁面収納フィクサスイメージ
    [フィクサス]

    飾り棚や壁面収納を設置すれば、壁も収納スペースとして活用できます。
    書籍やオブジェなど、見栄えが良いアイテムを飾れば、インテリアのアクセントとして楽しむことができますよ◎。
    床面スペースを狭めずに収納スペースを確保できるので、壁面の活用も検討しましょう!

    これらの方法を参考にしながら収納方法を見直すことで、片付けがしやすくなるほか、空間もすっきりさせられます。
    それぞれの部屋の形状や物の量に合わせて、取り入れられる方法を考えてみてくださいね^^

    収納が少ない部屋の片付け方3:収納アイテムの設置場所や選び方のポイント

    リビングダイニングイメージ

    収納(収納ラックや収納棚など)や収納グッズの設置場所や選び方のポイントをご紹介します。
    効率良く片付けるために、使い勝手の良い収納アイテムを選び、適切な場所に設置しましょう^^

    動線や物を使う場所を意識して設置する

    新たに収納を設置する際は、日常生活の動線を踏まえて設置場所を考えることが大切です。
    部屋の中でどのように移動しているかを考えて、動線の邪魔にならない場所・サイズの収納アイテムを選びましょう。
    また、テレビやエアコンなどのリモコン類、スマートフォンやパソコンの充電器など、使用頻度が高く、使う場所が決まっている物は収納する定位置を決めておくのがおすすめです。
    「使ったらすぐに元に戻す」というルールを決めておけば、物が散らかるのを避けることができます。

    どこに設置して、何を置くのかを決めてから収納や収納グッズを選ぶ

    収納する場所や物が決まっていない状態でアイテムを購入すると、無駄なスペースができたり、収納しきれない可能性があります。
    設置スペースのサイズを測り、収納する物の量を把握することで、必要な形状・サイズ・収納量の収納を選ぶことができますよ◎。
    収納グッズを選ぶ際には、設置場所と収納量を把握したうえで、それに合ったものを選びましょう。

    デザインだけではなく、使いやすさや機能性もチェックして選ぶ

    デザインやカラーは、統一感のあるインテリアを演出するのに重要な要素ですが、見栄えだけで選んでしまうと失敗してしまう可能性があります。
    デザインやカラーにこだわるだけでなく、使いやすさなどの機能面もしっかり確認しておきましょう。
    なお、収納アイテムの機能のチェックポイントとしては以下があります。
    すべての要素が必要な訳ではありませんが、選んだアイテムに求める機能があるかをチェックしておきましょう^^

    収納アイテムの機能のチェックポイント

    【取り出しやすさ・しまいやすさ】
    ・片手で簡単に開閉できるか(特にキッチンやリビングで使用する場合)
    ・深すぎない、狭すぎないなどちょうど良いサイズ感か
    【可動性・移動のしやすさ】
    ・キャスター付きかどうか(掃除やレイアウト変更がしやすい)
    ・持ち運びしやすい取っ手付きか(特に掃除道具や衣類収納に便利)
    ・折りたたみ、スタッキング可能か(使わないときに収納できる)
    【収納力と拡張性】
    ・高さや幅が調整できるか(可動棚や伸縮可能なタイプは便利)
    ・積み重ね可能か(スペースを有効活用できる)
    ・引き出しや仕切りが付いているか(分類収納しやすい)
    【耐久性と素材の特長】
    ・耐荷重はどの程度か(重い物を収納する場合は特に重要)
    ・汚れや水に強いか(子どもが小さい場合や洗面所やキッチンなどで使用する場合)
    ・通気性があるか(衣類や食品を収納する場合)
    【視認性・整理のしやすさ】
    ・透明、半透明の収納ボックスか(中身が見えて探しやすい)
    ・ラベリングしやすいデザインか(ラベルを貼るスペースがあると便利)
    ・仕切りがあるか(文房具やアクセサリーなど細かい物の整理に便利)

    お部屋の片付けが簡単に!南海プライウッドのおすすめ収納アイテム

    最後に、お部屋の収納力をアップできる、南海プライウッドのおすすめ収納をご紹介します。
    「部屋に収納がなくて片付けが大変……」とお悩みの方は、ぜひチェックしてくださいね^^

    ランバーシリーズ+アームハング棚柱SS(衣類収納)

    ランバーシリーズ+アームハング棚柱SSイメージ

    場所を選ばず使用できる背壁固定タイプの棚柱収納。使い方に合わせて棚板やパイプの高さを自由調整可能です。
    収納物やライフスタイルの変化に合わせてなど、可変させながらお使いいただけます。

    商品情報はこちら

    リビアス(テレビ台)

    リビアス施工イメージ

    「見せて」「飾る」をテーマに、自分の好きな物に囲まれて暮らすオープンスタイルのテレビ台。
    重厚感のあるボードが空間に安定感のある美しいラインを生み、大切なグッズを優しく包みこむように飾ります。
    開放感あふれるシンプルな水平ラインが印象的なテレビボードです。

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    ウォールゼット ノエル3(衣類収納)

    ノエル3イメージ

    お好みのパーツを自由に組み合わせてあなた仕様のプランニングができるクローゼットシステム収納。
    機能的なパーツを豊富に取り揃えています。
    木目を含む3カラーで、さまざまなインテリアに対応します。

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    フィクサス(本棚・書棚・ブックシェルフ)

    フィクサス施工イメージ

    35mm厚の重厚な棚板で安心の耐荷重値を誇る存在感のあるブックシェルフ。
    大切な本や小物類の収納としてはもちろん、空間と空間を優しくつなぐゆるやかな間仕切り収納プランも可能です。

    商品情報はこちら

    後悔しない壁面収納をつくるための3ステップ

    後悔しない住まいづくりをしていただくためには、建築図面が完成した後に収納を考えるのではなく、間取りを決める際に収納もしっかりと計画しておくことが重要です。
    そのための3つのステップをご紹介します。

    STEP01 情報を収集する

    まずは収納に関する基礎知識やアイデアを見つけましょう。
    自分にあった収納や、自分の知らなかった理想の収納を知ることができます。

    インスタグラムの公式アカウントでは家中の収納をフルラインナップし、ひとりひとりの生活スタイルに合った快適収納空間のご紹介や、収納アイデアをお届けしています。
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    実際にインスタグラムで南海プライウッドの商品を採用していただいたユーザーの投稿をご紹介しています。
    Instagramに投稿されている南海プライウッドの写真はこちら

    空間やカテゴリ、商品名から目的に合わせて施工事例を検索できます。収納以外のスライドドアや天井などもご紹介しています。
    目的に合わせて写真を検索できる施工事例はこちら

    STEP02 カタログを見る・ショールームへ行く

    興味のある収納についてもっと詳しく知るための手軽な方法は、デジタルカタログやカタログの取り寄せです。またショールームでは、実際に見て触れて体験できるので、より一層理解を深めることができます。

    カタログを見る

    オンラインで今すぐご覧いただくことも、無料でお送りすることも可能です。お手元に1冊あると、ご家族で相談される際にも役立ちます。
    デジタルカタログや無料のカタログ請求はこちら

    ショールームへ行く

    東京・名古屋・大阪・香川のショールームはリアルな生活をイメージできる体感型ショールーム(予約制)になっています。
    体感型ショールームのご予約はこちら

    また、お近くにショールームがない方には360°バーチャルショールームをご用意しています。
    360°バーチャルショールームはこちら

    STEP03 施工業者を決定し、収納プランの打ち合わせをする

    欲しい収納が決まったら、最寄りの施工業者様にてご依頼ください。
    お家のスペースや場所・好みの条件にあった収納を探すための、便利な収納ツールも用意しています。

    施工業者様を決める

    間取りのご相談や施工の依頼を行います。

    収納プランセレクトツールでプランを決める

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    まとめ

    収納が少ない部屋では、物が散らかりやすく、片付けが大変になりがちです。
    ただ、今回ご紹介したように、物を整理したり、収納アイテムを設置したりすることで、片付けや整理整頓がしやすい、快適な空間にすることができます。
    収納がない部屋の片付けにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

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