
新築注文住宅やリノベーションを検討されている皆さんが、間取りの中でも特に悩みが尽きないのが「収納スペース」。
特に階段下の収納空間は、形が不規則なため「どう使えばいいの?」と迷ってしまう人が多くいます。
この記事では、当社が1000枚を超える新築注文住宅の図面を徹底分析して見えてきた、階段下収納のデータと失敗しないための具体的なアイデアを詳しくご紹介します!
きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
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階段下収納のアイデアはまず調査から!他のお家はどんな間取りにしている?

まずは、あなたの収納計画が世間の傾向と比べてどうなのか、データで確認してみましょう。
他のお家がどのような選択をしているかを知ることは、あなたの計画への不安を解消するための第一歩です!
階段下収納の採用率は約半数!2階建て以上の家であるのは46%
2階建て以上の住宅において、階段下の空間を「物入」として採用している家は46%でした。
階段下収納の設置率
対象:2階建て以上の814物件

これは約半数の方が、階段下の空間を収納として有効活用しているということ。
階段下を物入として活用することは、今や新築住宅における一般的な収納アイデアの1つと言えるでしょう。
階段下にしか物入がない家も
一方、ホールやリビングダイニング、キッチンなどの主要な場所に「用途を限定しない物入」を設けていない家は、全体の17%でした。
しかし、階段下収納を除いた場合、物入を設けていない家の割合は28%にアップしました。
物入の設置率
対象:1065物件

これは、階段下にしか物入がない家が11%あるという事実を表しています。
階段下の空間を上手く使う提案がいかに大事かが見えてきます!
階段下収納は4段が最多という事実
実際に階段下に収納を作る際、「棚板は何段にすれば使いやすいの?」と悩む方も多いでしょう。
当社の調査では、階段下物入の棚の段数は4段が最も多い割合でした。(中段・枕棚※を除く)
※中段…主に押し入れの内部に設けられる、布団などを収納するための棚板。奥行きが深く、中央付近にある。
※枕棚…押し入れやクローゼットの最上部に設置される、奥行きの浅い収納棚。
棚板の段数について
対象:階段下に棚板がある物件98件

もちろん、収納したい物やスペースの広さによって最適な段数は異なります。
しかし、この4段が多くの方が選ぶ基本的なプランであることが分かりました!
階段下収納のよくある「後悔」に直結!図面から見えた構造上の大きな課題

約4割の方が採用している階段下収納。
なぜ、せっかく収納スペースを設けても後悔してしまうのでしょうか?
それは、具体的な「収納プラン」が計画段階で見過ごされがちだからです。
図面分析から見えた、階段下収納の大きな課題をご紹介します。
【階段下収納の失敗談1】ごちゃごちゃしていて使いにくい
階段下物入として作られた空間のうち、61%は棚板がない空間となっています 。
棚板の有無について
対象:階段下収納がある物件419件

棚板がない空間だと、どうしても荷物を床に雑然と積み上げてしまいがちです。
特に階段下特有の傾斜部分は、そのままでは活用が難しく、どうしてもデッドスペースが生まれ、使いにくい階段下収納となってしまいます。
あとから既製品の収納ラックなどを買い足しても、斜めの天井や壁の形状にぴったり合わせるのは難しく、どうしても無駄な隙間が残ってしまいます。
その結果、思うように物が収まらず「結局何も入らない……」という後悔につながってしまうのです。
【階段下収納の失敗談2】使用頻度の高いものが収まらない

先述した「棚板の段数について」の調査では、40%の物件で「中段・枕棚」のみ設置されていました。
物入とは「ある程度使用頻度が高いものをしまう」場所であるにもかかわらず、固定された中段や枕棚だけでは細々とした日用品や掃除用具を効率的に収納できません。
収納物の種類や高さに合わせて棚の位置を変えられないことが、使いにくさや後悔につながっているのです。
※中段…主に押し入れの内部に設けられる、布団などを収納するための棚板。奥行きが深く、中央付近にある。
※枕棚…押し入れやクローゼットの最上部に設置される、奥行きの浅い収納棚。
階段下収納のベストアイデア!後悔を回避する最適プラン
後悔しやすいポイントが明確になったところで、ここからは具体的な解決策をご紹介します。
階段下収納として最も一般的な、幅・奥行ともに910mm(半間サイズ)のコンパクトな空間を想定し、高さ1800mmまでの範囲を有効活用できる5つの最適プランをまとめました。
「このスペースに、どれだけの物が収まるのか」という目安として、ご自身の暮らしと照らし合わせながら、ぜひ参考にしてみてください^^
階段下収納アイデア①:掃除用具収納プラン

アートランバーFタイプ+アームハング棚柱SS
■中部(目線の高さ): 使う頻度の高い掃除道具(ハンディクリーナーや粘着クリーナー)、掃除機、フローリングワイパー
■下部: お掃除ロボット
上部の棚2段には収納ボックスを並べ、掃除用具のストックをまとめて管理するスペースに。
掃除機やモップといった高さのある掃除道具は、そのまま立てて収納できるように、あえて棚を設けないフリースペースを確保しています。
また、下段の棚2段は、ハンディクリーナーや粘着クリーナーなど、サッと手に取りたい掃除道具の定位置として活用!
毎日の掃除に使う細かな道具も1ヵ所にまとめることで、探す手間が省け、家事効率がぐんと上がりますよ◎。

収納の下は、お掃除ロボットの専用基地(ドック)として活用。
あらかじめ収納扉下部に隙間を設けておくことで、扉を閉めたままでもお掃除ロボットがスムーズに出入りできるようになります。
お掃除ロボット本体や充電器などがリビング側から見えず、すっきり!
使い勝手の良い便利な工夫です♪

掃除機の後ろやお掃除ロボット基地の奥にはコンセントを設置するのを忘れずに☆
ただ収納するだけでなく充電もスムーズに行なえるようにしておくと、より効率的な階段下収納になりますよ!
階段下収納アイデア②:ランドセル収納プラン

アートランバーSタイプ+アームハング棚柱SS
こちらは、階段下を子どものランドセルや学用品の専用コーナーにするアイデア。
個人的おすすめのプランです☆
「ここに来れば、明日の準備がすべて整う」という仕組みを作ることで、子どもが自分ひとりでスムーズに身支度ができるようになります。
また、子どもの背丈に合わせて、棚板の高さを微調整できるのも、備え付けの可動棚ならではの魅力です♪
■中部(目線の高さ): 制服、帽子、給食袋など
■下部: ランドセル、教科書類、習字・絵の具セット、プールセット
上部の棚板2段は、置き場所に困りがちな「子どもの作品」をまとめて保管できるスペースに。
家の中に溢れてしまいがちな絵や工作も、ここに専用の定位置があれば、お部屋をすっきりと保ちながら大切に取っておくことができますよ◎。
階段下収納アイデア③日用品収納プラン

アートランバーSタイプ+アームハング棚柱SS
階段下の収納スペースを、日用品のストック場所として活用されているご家庭は多いのではないでしょうか。
こちらのプランは一見するとシンプルな「4段の可動棚」という構成ですが、あらかじめ「何を置くか」をイメージしておくだけで、驚くほどたっぷりと収納できるようになります。
迷わず出し入れするためのコツは、置く物の「定位置」をざっくりと決め、収納物に合わせて棚板の高さを設定しておくことです。
■中部(目線の高さ): 毎日使う頻度の高い物(電池や爪切り、救急箱など)
■下部: 使用頻度が低く、持ち上げるのが大変な重い物(お米や水など)
このようにルールを決めて、収納ケースを活用して分かりやすく収納すれば、日々の整理整頓がぐっと楽になりますよ!
階段下収納アイデア④:防災用品収納プラン

アートランバーFタイプ+アームハング棚柱SS
災害への備えが欠かせない昨今、防災グッズを常備されているご家庭も多いのではないでしょうか。
実は防災用品の保管場所にもぴったりな階段下収納は、幅サイズが異なる棚板を賢く組み合わせることで、限られたスペースも無駄なくすっきり収納できます。
壁にしっかり固定される備え付け収納なら、地震の際も家具の転倒の心配が少なく、より安心なのも嬉しいポイントです◎!
■中部(目線の高さ): 防災リュック、ポータブル電源、ヘルメット
■下部: 非常食、飲料水
重量のある飲料水や非常食は、コンテナボックスなどに入れて最下段へ。
出し入れもスムーズで、棚への負担も抑えられます。
防災グッズを1ヵ所に集約しておくことで、家族全員が「あそこに行けば大丈夫」と場所を把握しやすくなるのも大きなメリット。
万が一の際、家族を守る「安心の拠点」として役立ってくれますよ。
階段下収納アイデア⑤:季節物収納プラン

アートランバーSタイプ+アームハング棚柱SS
意外と収納場所が定まらず、出しっぱなしになりがちなのが「季節物」です。
そんな季節物の特等席としても、階段下収納は非常に役立ちます。
■中部(目線の高さ): ひな人形、加湿器
■下部: 季節家電(扇風機、ヒーター、ストーブ)、キャリーケース
扇風機やヒーターなどの季節家電はもちろん、旅行用の大きなキャリーケースや、出し入れに気を遣う「ひな人形・五月人形」などのサイズがバラバラなアイテムも、可動棚板を活用すればすっきり納まります♪
「普段は使わないけれど、大切な物」の定位置をしっかり作っておくことで、お部屋の生活感を抑え、広々とした空間をキープできますよ。
幅910mm×奥行910mm(半間サイズ)を超えるスペースでも…
ここまでにご紹介した基本プランを自由に組み合わせれば、さらに機能的な空間が生まれます。
例えば、間口の広いスペースであれば、2つのプランを横に並べて配置することで、複数の用途をスマートに両立させることができます。
一方で、奥行きが深いスペースの場合は、あえて棚板の奥行きを30センチ(300mm)に抑えるのがポイントです。
人が入って動ける通路を確保することで、奥の物まで見渡しやすく、出し入れもスムーズになります。
限られた階段下のスペースを、暮らしに合わせて最大限に使いこなせるよう工夫してみましょう。
階段下収納の実例
実際に可動棚板で階段下収納を機能的にした実例をご紹介します。
奥行を生かした階段下収納

アートランバーRタイプ+アームハング棚柱SS
こちらは、奥行きの深さを巧みに活用した事例です。
あえて奥行きの浅い棚板を採用し、人が中に入って動ける通路を確保しています。
この工夫によって、奥に置いた物も一目で見渡せ、スムーズに出し入れができますね♪
また、棚板の角が丸いので、狭い空間でもご家族全員が安心・安全に使えるのも嬉しいポイントです。
玄関土間のデッドスペースを活用した階段下収納
Instagram Photo by cozyhome_kui
玄関土間にある階段下のスペースを、余すことなく有効活用した事例です。
階段下特有の傾斜や、高さが不揃いで使いにくい場所でも、仕切りとなる壁を立てて調整することで、無駄のない機能的な収納スペースになっていますね♪
デッドスペースになりがちな場所も、ミリ単位で空間を使い切れるのは、備え付け収納だからこそ叶う大きな魅力です。
後悔しない階段下収納をつくるための3ステップ
後悔しない住まいづくりをしていただくためには、建築図面が完成した後に収納を考えるのではなく、間取りを決める際に収納もしっかりと計画しておくことが重要です。
そのための3つのステップをご紹介します。
STEP01 情報を収集する

まずは収納に関する基礎知識やアイデアを見つけましょう。
自分にあった収納や、自分の知らなかった理想の収納を知ることができます。
インスタグラムの公式アカウントでは家中の収納をフルラインナップし、ひとりひとりの生活スタイルに合った快適収納空間のご紹介や、収納アイデアをお届けしています。
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実際にインスタグラムで南海プライウッドの商品を採用していただいたユーザーの投稿をご紹介しています。
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空間やカテゴリ、商品名から目的に合わせて施工事例を検索できます。収納以外のスライドドアや天井などもご紹介しています。
目的に合わせて写真を検索できる施工事例はこちら
STEP02 カタログを見る・ショールームへ行く
興味のある収納についてもっと詳しく知るための手軽な方法は、デジタルカタログやカタログの取り寄せです。またショールームでは、実際に見て触れて体験できるので、より一層理解を深めることができます。
カタログを見る

オンラインで今すぐご覧いただくことも、無料でお送りすることも可能です。お手元に1冊あると、ご家族で相談される際にも役立ちます。
デジタルカタログや無料のカタログ請求はこちら
ショールームへ行く

東京・名古屋・大阪・香川のショールームはリアルな生活をイメージできる体感型ショールーム(予約制)になっています。
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また、お近くにショールームがない方には360°バーチャルショールームをご用意しています。
360°バーチャルショールームはこちら
STEP03 施工業者を決定し、収納プランの打ち合わせをする
欲しい収納が決まったら、最寄りの施工業者様にてご依頼ください。
お家のスペースや場所・好みの条件にあった収納を探すための、便利な収納ツールも用意しています。
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まとめ
本記事でご紹介したように、階段下収納は工夫次第で非常に有効なスペースになります。
後悔しない選択のために、まずは棚を設置すること。
そして理想の階段下収納にするのために、 ご自身の階段下の「奥行き・幅・高さ」を測り、それに合った具体的な活用法を検討しましょう!
暮らしを快適にする力を秘めた階段下を無駄にしないためにも、ぜひ今回の記事を参考にして計画してみてくださいね^^

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