ここ1年、コロナ禍でテレワークを実施する企業が急激に増えましたよね。昨年から私もテレワーカーになりました!
初めはどこをワークスペースにしよう…とか、必要なものは?とかいろいろ悩み、ネットで調べたりもしましたが、当時はそんなにネタもアイテムもありませんでした。
今回はその経験を活かし、ワークスペースにどんな収納があると使いやすいのか、私目線でお伝えしたいと思います^^
テレワーク中だけど現状に満足していない方や将来的にテレワークのできる環境を整えたい方など、たくさんの方のご参考になれば嬉しいです。
途中で収納アイデアもご紹介していますので、ぜひご活用くださいね。
きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
体感型ショールーム
見る・請求する
自分好みの収納プランを選ぶ
経験者だから言える!テレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリット
まずはテレワークのメリット・デメリットをお話する前に、私の業務内容を簡単にご説明します。これを把握していただいたうえでメリット・デメリットのお話をした方が伝わりやすいかと思いますので、少しだけお付き合いください^^
私が主に担当している業務は下記の4つになります。
■撮影
■SNSの制作と配信
■収納デザインソムリエの制作と配信
■カタログ・チラシの制作
修正指示を原稿に書き込み、デザイナーさんとウェブ会議やメールで何度かやり取りをして、原稿を仕上げていきます。
ここで使用するのはパソコン以外に原稿、文房具、スキャナー、コピー機になります。
コピー機が自宅にないので、必要な時に出社します。
ちなみに私は完全在宅勤務ではなく、週1で出社しているので、その時に印刷することが多いです。
■撮影
新製品や変更製品のカタログに掲載するイメージ写真や説明用の写真を撮影します。
撮影場所が現場になるので、この業務はテレワーク対象外になります。
■SNSの制作と配信
動画・記事の作成と他メンバーが作成した記事のチェックを行ないます。こちらはパソコンひとつあればできる作業です。
■収納デザインソムリエの制作と配信
こちらもウェブ会議で打ち合わせをし、記事をせっせと作成、それに沿った写真を集めたり、撮影したりするので、撮影以外はパソコンだけで事足ります。
まとめるとこのようになります。
■撮影:テレワーク×(現場)
■SNSの制作と配信:テレワーク○(撮影時のみ現場へ)
■収納デザインソムリエの制作と配信:テレワーク○
ざっくりですが、テレワークで対応できる・できない業務があるのが分かりますね。
テレワークで対応できない“撮影”(SNS含む)は、年に数回程度なので、テレワークをしていてもあまり影響がないように思います。
なので、私の場合、週1の出社日以外に必要があれば出社したり、現場などに行くことがあります。
これらを踏まえて5月からテレワークを開始し、これまでの半年間で分かったテレワークのメリットとデメリットをお伝えしていきますね!
6つのメリット
メリット1:感染症のリスクが減る
感染症対策のためにテレワークが始まった方も多いと思います。
テレワークはあらゆる感染症から逃れる手段としてはハナマルですよね^^
私は、冬になると必ず風邪を二度程ひいてしまうのですが、テレワークになってからはまだ一度も風邪をひいてません。お家以外でもらってたんだな〜と実感しています。
そしてテレワークが感染症対策として効果的なんだな、とも実感しました。
メリット2:プライベート時間が増える
テレワーク(在宅勤務)の場合は出社しないということなので、通勤時間が省けますよね。
私が出社する場合だと、このようになります。
■就業時間:8:30〜17:30
■帰宅時刻:18:30
さらに、昼休みもご飯を食べた後の30分程度は好きに使えるので、私の場合、1日2時間半程度はプライベート時間にあてられてます^^
メリット3:増えた時間を有効活用♪
実際、増えた時間をどう使ってるの?と思いますよね。
私は「愛犬の散歩」と「家事」にあててます。
愛犬の散歩は1回30分の1日2回にしているので、1時間は散歩に使っています。
出社となると愛犬の散歩をする時間は朝夕しかなく、冬の早朝はめちゃくちゃ寒いしかわいそう…となりますよね。でもテレワークなら、朝のお散歩を昼休みにすることができるので、季節に合わせてお散歩の時間を変えられるのはgoodでした。
家事に関しては、本当に助かる!のひと言です。
出社の場合は、平日取れる自分の時間は少ししかないですが、テレワークだと散歩の時間を除いた1時間半のゆとりができるので、その時間を使って家事を先にすることで、夜の自分時間をたっぷりとれるようになりました。
私の場合はこの2つでしたが、他にもこんな使い方ができますよ♪
■読書や映画鑑賞など趣味の時間に
■子供との時間に(鍵っ子の減少にも^^)
■睡眠の時間に
メリット4:ストレス軽減
テレワーク開始後、通勤時に意外とストレスを感じているんだな〜と気づく瞬間がありました。
以前は毎日車で通勤をしていたので、朝夕の通勤ラッシュも当たり前になっていたのですが、その頻度が減って初めて通勤ラッシュにストレスを感じていると実感しました。
他にも会社でスケジュール通りに仕事が進まなかったり、仕方のないことですが打ち合わせなどの声が耳に入ってくると、仕事をしていても気になっていました。
テレワークになり、これらのストレスを感じる機会がなくなりました。
ストレスを感じていないと思ってる方でも、ストレスになっている要因があるのかもしれません。
メリット5:仕事効率アップ
テレワークをしていて、これまた実感!
会社にいる時より、質問や問い合わせに使う時間がグンと減りました^^
要因としては、電話でのやり取りからメールへ変更になったことです。
メールなら自分のペースで返信ができますし、その分、集中して仕事ができることで効率的になり、時間を短縮できたんだと思います。
仕事を効率よく進めていけることで、今まで以上の良い結果を生み出すことができるようになります。
メリット6:宅配も受け取れる
ECサイトを利用する人が増え、宅配業者さんも大忙しの中、不在のお家が多いのが現状ですよね。私もその1人でした。
日時指定という便利な機能を活用してもその日になると指定した時間に間に合わなかったり、そもそも日時指定ができないサイトもありますよね。
今はテレワーク(在宅勤務)なので、いつ配達していただいても受け取れるこの環境は嬉しいですし、宅配業者さんも再配達の手間が省けて、どちらにもWin-Winだと思います^^
これだけたくさんのメリットがある反面、デメリットもあります。
では、どんなデメリットがあるのでしょうか?
4つのデメリット
デメリット1:居住空間に仕事場とその一式(デスク・椅子・収納)を確保しなければならない
プライベートとなるお家の中に「ワークスペース」、そこに必要な「デスク」や「椅子」がない場合、これらを準備しなければなりません。
仕事をする場所なので、目に入りにくい静かな場所を選んだり、別の部屋を用意できるのであれば、それが一番だと思います。お家の中心は避けた方が◎!
テレワークを始める前に、このような記事を参考にして、必要な物だけを揃える形をとった方が無駄な買い足しをせずにすみます。
デメリット2:支出が増える
テレワーク(在宅勤務)はお家で仕事をするので、電気・水道・消耗品代がどうしても増えますよね。
この中で一番の支出は電気代で、エアコンをつける夏と冬だけ電気代が大幅にかかります。
私の場合ですが、昨年5月から今年1月までの平均を算出したところ、電気代が+3200円/月程度かかっていました。これに水道代や消耗品代がプラスとなります。
デメリット3:ウェブ会議の際に家の中が映る
これは気にする方と気にしない方に分かれると思いますが、プラベートな空間を見られたくない方にはデメリットになると思います。
そんな方でも回避できる方法があるので、後ほどご紹介しますね。
デメリット4:動く範囲が狭くなる
会社とテレワーク(在宅勤務)では、動く範囲が違ってきます。仕事の内容にもよりますが、会社での移動範囲が大きい、また階段などを使って各階に移動していた、となると運動量も多いですし、当たり前ですが、勤務中はそれだけ運動をしていることになります。
テレワーク(在宅勤務)だと、お家の中だけなので動く範囲も小さく、運動不足になる可能性があります。
そうならないように、お散歩などで運動不足を解消しましょう^^
テレワーク形態によって違ってくるかも?!パソコン以外に仕事で絶対に必要な道具は?
最初でもお伝えしましたが、私のテレワーク(在宅勤務)は1週間のうちの4日で、残り1日は出社しています。これ以外にも必要があれば出社する、という形をとっています。
なので、私が使う仕事道具は、テレワークと会社とで使い分けています。
私が仕事で必要な道具は以下の通りです。
■カタログ
■資料
■iPad(コード・イヤフォン含む)
文房具
定期的な出社があるので、出社時の荷物を減らすために「自宅用」と「会社用」で文房具を用意しています。
完全在宅勤務・もしくは月1回程度の出社であれば、「自宅用」「会社用」に分けず、ひとまとめにしてペンケースに収納しておけば、持ち運びにも使えて便利ですよ!
ちなみに私の自宅用文房具は、ペンスタンドにもなる“立つタイプ”のペンケースを使っています^^大容量だし取り出しやすいし、めちゃくちゃ便利です♪
カタログ
カタログには、少し厚めの「総合カタログ」と製品ごとの「単品カタログ」があります。
自宅ではボックスにまとめて収納していますが、出社時にこれらを持っていくのはとても重いので、持参せずにウェブカタログで対応しています。
資料とiPad(コード・イヤフォン含む)
資料とiPad類は、必要な時だけ持参して出社しますが、iPadはパソコンで代用できますし、資料も紙を極力なくすためにデータ化しているので、基本的には持参することがなく、ほぼパソコンで対応できています。
パソコンはノート型ですが、そこそこの重さがあるので、私のように定期的な出社がある場合は、出来る限り荷物を減らすことで出社前の準備や帰宅後の片付けも楽になりますよ♪
意外と使わない日常の道具たち!
テレワークをしていて気づいたのは、会社にいた時よりも使う道具が減ったことです。
「必要な道具」のお話でも書きましたが、ほとんどのことをパソコンでできるので、必要な物だけに絞りたいですよね。
これらから、「もう必要ないな」と思った道具たちをご紹介します。
計算機
事務職の方なら必ず持っているであろう計算機も、今ではパソコンに標準で入っていますよね。
私の場合、使用頻度が低いため、パソコンの計算機で十分満足です。
メモするノート
ノート類は自由度が高く手放せないアイテムですが、文字レベルであればパソコンでメモをとれるので、なくても支障ありません。
ただ、図形など手書きしたい場合は、専用パッドがないとできないため、ノートが必要になってきます。
ホッチキス
テレワークだと、会議や打合せをする際もウェブでのやり取りが基本になりますよね。
従来の会議資料はプリントしたものをホッチキスで綴じていたと思います。
ウェブならデータ共有で資料を画面に映すことができるので、ホッチキスどころか印刷すらしなくて済みます!
道具を上手に整理♪効率的な収納方法とは?
日常的に使用する道具を効率よく収納したいですよね。
ここでは私の仕事道具の効率的な収納方法をお伝えします。
文房具・iPad類は引出しに収納
文房具やiPad類は引出しの中へ収納すると片付けやすいと思います。
文房具は整理トレーなどを使って収納すれば、引出しを開けた時に収納物が一目瞭然ですよね。
iPadやパソコンの付属品(コードやイヤフォン)も同じように収納しておけば、さっと取り出せて便利です。
カタログ・資料は立てて収納
カタログ・資料関係は、そのまま本棚やデスクに立てて収納するのが一番使いやすいです。
この時、仕切りやファイルボックスを使って収納するとバタバタと倒れてくる心配がなく、出し入れも気兼ねなくできて便利です♪
テレワーク(在宅勤務)で困ったことと解決方法
テレワーク(在宅勤務)で⼀番不備に感じたのがスキャニングです。
カタログ制作時に必ず使うスキャニングは、会社のコピー機でしていました。
でも、それだけのために出社するのも効率が悪いな、と思ってアプリを調べてみたところ、とっても素敵なアプリを発見!
そのアプリはスマホから書類をスキャンでき、不要な部分をすべて省いてくれる画期的なものでした。
使い方もシンプルで、カメラで撮ってトリミングするだけなので、とっても簡単です。最近の無料アプリは本当にすごい!!
他にもiPhoneに元々入っているメモ機能でも同じようなことができることを知り、意外とスマホで色々できるもんなんだな〜と思いました。
あとは、スキャンした資料をiPhoneのAirDrop機能を使って共有すれば、パソコンに取り込めるという仕組みです。
テレワーク時に困ったことがあれば、スマホのアプリを探してみるのも解決策への近道かもしれませんね^^
ウェブ会議をストレスなく進める方法
苦手意識の強い方が多そうなウェブ会議をグッと快適にする方法をお伝えします^^
慣れることも大事ですが、以下もぜひお試しくださいね。
背面を変えられるオンラインツール
ウェブ会議の際にお家の中が映ってしまうのは嫌な方に朗報です♪
お家の中が煩雑でも自分以外のものを隠してくれるバーチャル背景に対応したオンラインツールがあるので、ぜひそちらの活用をおすすめします!
このオンラインツールを使うことで、背景を変更できたり、ぼかしたりしてくれます。
バーチャル背景には海辺や部屋といったものもあるので、気分によって好きな背景にするのもいいですね♪
データ共有で分かりやすく
ウェブ会議で伝わりにくい内容も、資料を画面上で共有する「データ共有」を活用することで、普段の会議や打合せと変わらない(むしろ一人一人にしっかり伝えられるので分かりやすくなるかも!)レベルで伝えることができます^^
収納のプロが自信を持っておすすめ☆テレワークに最適なデスク収納プランとは!?
私のワークスペースは、リビングのソファーの後ろでデスク+椅子のみです。
実際は「もっとこうしたい、あーしたい」とあるのですが、今の環境ではなかなか難しいため、優先順位で考えてみると現状が一番ということで落ち着きました。
もし今からお家を建てる方、今のお家でもスペースに余裕がある方は、これからお伝えする内容をぜひご参考にしてください^^
ただ、仕事内容によって使うものも変わってきますので、私と同じ条件に当てはまる方におすすめです。
こんな場所・スペースで作業をするのがおすすめ!
私がテレワークをしていて一番大事にしているのが「場所」です。
「場所」と言っても、リビング・ダイニング・部屋などの場所を特定するのではなく、「日光が入る」かどうかです。
例えば、日光が入りにくい暗い場所でワークスペースを確保してしまうと、一日中電気をつけなければならないですし、空気も淀み、気分もあがりませんよね。
窓際の明るい場所でお仕事をすると、電気をつける必要もなく、定期的に空気の入れ替えもでき、何より自然光の優しい明るさなので気分もあがります^^
次に「スペースの広さ」です。
デスクにはノートパソコン1台とA4の資料、それに飲み物やパソコン周辺機器などが置けることと、カタログ校正時はノートパソコンをしまって、A3を2枚並べたいので、デスクの幅は900mm程度必要になってきます。
仕事で使うスペースを把握することで、ゆとりを持って仕事に臨めますよ。
毎日、気持ちよくお仕事をしてくださいね^^
理想のワークスペース収納プランはまさしくこれ!
上でお伝えした内容を踏まえて、とってもシンプルですが、これがまさに私のおすすめする〝理想のワークスペース収納〟です。
家具ではなく、造り付けのオープン収納にしました。なぜかと言うと、たくさんのメリットがあるからです♪
●設置スペースにフィット
●脚がないから見た目すっきり&掃除もしやすい
●オープンだからサッと出し入れできる
プランの特長をまとめるとこんな感じです^^
窓がある
手元に満遍なく明るさが欲しいので、正面に窓があるといいと思います。
眩しすぎないようにブラインドなどをつけて調整してくださいね。
春・秋は窓を開けて仕事をすると、とっても気持ちがいいですよ〜^^
幅1200mm(ワークスペースは幅900mm)の2段カウンター
まずは言わせてください!!
これ、とってもおすすめです!!
便利な2段カウンターは上段をワークスペースに、下段を収納として使うことができます。
上段カウンターの全体幅は1200mmで、左側に本棚を設けたので、ワークスペース幅は900mmと使いやすいサイズになります。
本棚の一番下は上段カウンターの延長なので、仕事中は進行している資料置き場として、仕事が終わったらパソコン収納場所として活用できます♪
仕事終了後は、進行中の資料を下段カウンターに収納し、ワークスペースに物がない状態にすることで、いつもすっきりした空間を保てますよ^^
下段カウンターはオープン収納ですが、文房具類をカトラリーケースに入れて必要時に引出して取るといった、“引出し”のような感覚で使用できます。引出しよりも手早く取り出せるので便利ですよ♪
また、下段の収納物を取り出しやすく&見えにくくしたかったので、高さを100mmで設定し、さらに奥行を上段より少し浅くしました☆これで、オープンでありながらも収納物が見えにくい収納の出来上がりです^^
2段の本棚
ここにあった方が絶対いいと思う本棚!
なぜかと言うと、普段の生活で見せたくない仕事場をできる限りすっきりさせるためです。
仕事が終われば、資料やカタログ、文房具、パソコンなどすべての仕事道具を本棚とカウンター下へ片付けることで、カウンターの上は何も残らずすっきりに^^
「仕事」の「し」も見えない状態になるはずです!!笑
しかもこの本棚は、手前の側板が収納物を隠す役割を持っていて、正面から見た時に収納物を見えづらくしてくれます♪
そして、こちらがワークスペース収納の図面になります。ご参考にしてくださいね^^
最後に
今回はテレワーク時のワークスペース収納についてご紹介しました。
いかがでしたか?
ワークスペース収納でお家の中もガラリと変わってしまいますので、場所や収納プランはじっくり考えて、無駄のない、快適な空間にしてくださいね!!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました^^
無料発送も受付中です。
オンラインで今すぐご覧いただくことも、無料でお送りすることも可能です。お手元に1冊あると、ご家族で相談される際にも役立ちます。
ぜひご利用ください。