テレワーク(在宅勤務)が推奨されて、暮らし方が随分と変化しましたよね。
オフィスにあったものがお家に移動してきて、今までの収納計画には無かったアイテムまでお家に置いておかなくてはいけなくなりました。
その中でも厄介なのが、散らばりやすい書類やかさばる本。
どう収納するかよく考えておかないと、暮らしやすさからは程遠くなってしまうかも…。
そこで今回は、テレワーク(在宅勤務)をより効率的にする書類や本の収納方法についてのお話です。
仕事で使う書類や本は盛りだくさん!
仕事で使う書類や本って様々な種類がありますよね。
大まかにですが、私が仕事で使う代表的なアイテムを書き出してみました。
・カタログや図面の原稿など、A3サイズの書類
・クリアファイル(A4、A3)
・カタログ
・専門書
・辞典
そんな書類や本の収納方法を要点に分けて説明していきますね!
書類や本を本棚に収納する際のスペースと耐荷重について
収納する上で重視しなければならないのが、「収納スペース」と収納する棚板の「耐荷重」。
どちらも見た目だけでなく、使いやすさに直結してくる重要なポイントになります。
書類や本を収納するにはどのくらいのスペースが必要?
まずは、収納するものとそのサイズを確認しましょう。
職業が専門的な分野の方なら、もっといろんな種類のアイテムが出てくると思うので、気になる方は持っているアイテムを実際に測ってみることをおすすめします。
一般的に書類整理で使われるアイテムとサイズ
一般的に使われる書類整理アイテムを集めてみました。
・書類トレー(縦入れ):高さ約60mm×幅約260mm×奥行約350mm(1段あたり)
・クリアファイル:高さ約310mm×幅約250mm
・ファイルボックス(縦):高さ約320mm×幅約280mm
・ファイルボックス(横):高さ約260mm×幅約320mm
[A3サイズ用]
・書類トレー(横入れ):高さ約67mm×幅約507mm×奥行約340mm(1段あたり)
・クリアファイル:高さ約432mm×幅約329mm
・ファイルボックス(横):高さ約340mm×幅約434mm
お仕事で使う本とサイズ
お仕事でよく使う本とそのサイズも見ておきましょう。
・ビジネス書・実用書:A5判(高さ148mm✕幅105mm)or 四六判(高さ188mm✕幅128mm)
・各分野の専門書・学術書・技術書:A5判(高さ148mm✕幅105mm)or菊判(高さ220mm✕幅150mm)
・一般雑誌:B5判(高さ182mm✕幅257mm)
・辞書:A5変形(高さ215mm✕幅160mm)
※上記以外のサイズもあるので、目安としてしてくださいね。
使いやすい本棚にするための適切なサイズ
棚と棚の間隔は、お手持ちのアイテムの高さ+50〜100mm程度の余裕を作ると、手が入れやすくなります。
「サイズがバラバラなら、なんでも入るように余裕のある奥行にしたらいいのではないか?」って思っためんどくさがり屋さん、要注意です!
確かにそうすれば、後々本や書類整理アイテムが増えても対応しやすいかもしれません。
しかし、人間とは不思議なもので、余った場所にはついついものを置きたくなるもの。
実際、私も「一旦置くだけ…」と本や書類整理アイテムの前に物を置きがちで、本棚からものが取りづらくなることが多発してました…。
収納するものの奥行サイズをしっかり考えて、必要な時にさっと取り出しやすい本棚にすることが重要です。
書類や本を収納するにはどのくらいの耐荷重が必要?
次に、耐荷重についてです。
せっかく収納しやすくおしゃれな本棚を作っても、棚板がたわんでしまっては台無し。
自分の収納したいアイテムがどれくらいの重さなのか、理解して収納を考えていきましょう!
書類の重さ
書類の重さってなかなか想像しにくいですよね。
なので、実際に書類をA4ファイルスタンドに入れて量ってみました。
(100mm当たり約3.1kg=1000mmつまり1mだと31kg)
A4ファイルスタンドの場合、1つだけではなく複数個置くのではないでしょうか?
そうなると上記の重さも変わってきます。
自分がどのくらいの書類を収納するか把握して、余裕のある耐荷重の棚板を選びましょう^^
本の重さ
仕事で使う本がたくさんある方は、特に意識した方がいいですね。
本については、カテゴリー別で重さを調べてみました。
当たり前ですが、本の重さはページ数や装丁によって変わりますので、参考までに。
・ビジネス書・実用書:約2.1kg/100mm
・各分野の専門書・学術書・技術書:約3.2kg/100mm
・一般雑誌:約4.2kg/100mm
・辞書:約3.1kg/100mm
テレワーク(在宅勤務)がしやすくなる書類整理のポイント☆
みなさんは書類の整理方法にルールを設けていますか?
デスクの上に書類をほったらかしにしがちな方は、ルールを決めることから始めましょう。
書類の整理のポイントはズバリ見やすさと探しやすさ!
書類は大まかに分類すると「進行中」と「保管するもの」で分かれます。
これらの置き場所を定めてあげれば、仕事の効率もUPすること間違いなしですよ!
進行中のもの
今まさに進行中の書類や回覧書類は出し入れしやすい書類トレーに収納しましょう。
設置場所としては座っている位置から手の届きやすい高さに収納するのがベストですね。
アームハング棚柱SS+グレインランバー
ここで大切なのが入れている物の内容を頻繁に確認すること。
ここはあくまで書類の一時置き場所。
書類トレーに作業が完了した書類が溢れかえってしまっては本末転倒です。
作業が完了した書類は、その日中に次の行き先を決めて、常に書類トレーのスペースを空けておくことが重要です。
保管するもの
見積書や契約書などは、昔のものも見返すことがあると思います。
そんな書類のためにも保管場所を作ってあげることも大切です。
多くの方はクリアファイルやバインダーに入れて保管するのではないでしょうか。
シンプルステン棚柱+グレインランバー
ここも定期的に中身を確認し、整理できるようにしておくことが重要です。
また、ファイルはどんどん増えていくのが一般的かと思いますので、あらかじめ空きスペースを作っておくか、データで管理できるものはスキャンしてPCなどで管理・保管するのもいいですね♪
仕事の効率UP!書類や本の整理アイデア5選
様々なサイズや用途のある書類を上手に整理できる収納方法を集めてみました。
是非ご参考にしてくださいね^^
アイデア1:ファイルボックス×インデックス付き仕切りで細かく分類!
横型のファイルボックスにインデックス付きの仕切りで書類を細かく分類できる収納ボックスに。
同じファイルボックス内には類似した物をIN!
シンプルステン棚柱+グレインランバー
インデックスにはもちろん、ファイルボックスにもラベルを貼っておくと探しやすさUP ♪
ちなみに、今回私は見やすさ重視で、ファイルボックスには縦24mmのラベルを貼りました。
文字の大きさは24pt(縦の長さ約70mm)くらいで少し大きめに調整しています。
スマホを使って印字できるラベルライターなら簡単にラベルが作れるので、おすすめですよ!
ホームファイリングにも活用できるのでぜひお試しください^^
アイデア2:本棚に2段の書類トレーを設置して書類を一時置き!
アームハング棚柱SS+グレインランバー
進行中の書類を一時置きする書類トレーにもルールを作ってあげると便利です。
最下段には、完了した書類。
最上段には、目を通す必要のある書類や作業途中の書類を置くと書類がごちゃごちゃにならず、サクサク仕事ができますよ!
アイデア3:保管書類や細々したアイテムはボックス型の書類入れに!
シンプルステン棚柱+グレインランバー
箱型の書類ケースを活用する方法です。
書類はもちろん、細々した名刺やカード、CD、三つ折りパンフレットなどもセットで収納できるので、デスクの上が片付きやすくなるのも嬉しいポイントです!
アイデア4:本のサイズ・種類・色を揃えて探しやすく見栄えの良い本棚に!
フィクサス
先述した通り、本の収納は必要な時にさっと取り出せる本棚にするのがベストです。
そのためにもどこに何があるのか、分かりやすくしておく必要があります。
本の並び順は自分でルール化しておくと探しやすさがUPしますよ☆
その時に本の高さや色も揃えてあげると見栄えよくすっきりした見た目になるのでおすすめです♪
アイデア5:奥行を活かして本を前後に収納♪
フィクサス
先ほど「本棚の奥行はぴったりサイズで設計するのがおすすめ」とお話ししましたが、お手持ちの本によっては、奥行がバラバラになってしまうこともありますよね。
そんな時は、一番奥行の長さが長いものに合わせた本棚を選ぶと思いますが、本によっては奥行が余ってしまう…。
余ったスペースを活用して、本を奥行方向に並べて収納すると、たくさん収納できるけど奥のものが取り出しにくくなってしまう…。
そこで活躍するのが、奥が1段上がっている2段式のブックスタンド!
奥にある本の背表紙が見えるので探しやすく、ブックスタンドを引き出せば簡単に出し入れができますよ^^
書類整理にぴったりな本棚とは?
ここまで書類の整理方法について紹介してきましたが、やはり家を建てる前からどんなワークスペースにするのかをしっかり考えるのが理想です。
そんな書類整理にぴったりな本棚をご紹介します。
設置場所や何を収納するのかで本棚のタイプが変わります。
自分の仕事ではどのサイズの書類を扱うことが多いのか、ファイルはどうやって収納したいか、しっかり考えてプランニングしてくださいね^^
どこにでも設置可能!マルチに活躍する本棚
アームハング棚柱SS+グレインランバー
デスク横に可動棚を設置。
さっと取り出しやすい位置にあるため、作業効率UP間違いなし!
背壁固定タイプの可動棚は、あらゆる場所に設置できるのもメリットのひとつ。
デスク横だけじゃなく椅子の背面の壁に設置してもいいかもしれませんね。
また、棚板の奥行をミリ単位で調整できると、収納アイテムや設置場所に合わせてカスタマイズすることができますよ♪
こちらの棚板は、A4書類トレーに合わせて奥行を350mmに設定しています。
壁一面のスタンダードな本棚なら安定感抜群!
フィクサス
グリッド状に仕切られたスタンダードな本棚。
本棚といえばこの形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
こちらの本棚の最大のメリットは安定性。
天井・床・壁に固定すると、地震が起きても倒れる心配がなく安心!
また、耐荷重値50kgだから重たい専門書も安心して収納することができます。
フィクサス
デスク横に設置するのもいいですが、私のおすすめは椅子の後ろ!
こちらの壁に埋め込むように設置した本棚は、空間を狭めずに充分な収納量を確保することができます。
フィクサス
本や書類をたっぷり収納できるのはもちろん、お気に入りのグッズを飾れば好きなものに囲まれたワークスペースに☆
インパクトのある天井までの本棚は、Web会議の背景としても活躍しますよ^^
横長のおしゃれ本棚で見せる収納♪
リビアス
個性的かつおしゃれな横長の本棚。
仕切りがないので、たくさんの本を一列にずらっと並べられて爽快です♪
本を一列ずらっと並べるのもよし、途中でお気に入りのアイテムを飾るのもよし。
ワークルームの主役にもなりうる存在感で、仕事のモチベーションを上げてくれること間違いなしです!
ただし、仕切りが無い分、耐荷重には注意が必要です。
最後に
今回は、テレワーク(在宅勤務)をより効率的にする、書類や本の整理アイデアについてお話ししました。
書類や本を整理しやすい本棚があれば、オフィスで仕事するよりもはかどるかも…?
ぜひ、お家を建てる時の参考にしてくださいね^^

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