
子どもがいるご家庭では、リビングがいつの間にか「おもちゃ箱」のようになってしまい、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
特にリビングは家族が集まり、来客も迎える場所。
いつもすっきりさせておきたいですよね。
実は、新築やリフォーム後に多くの方が直面するのが「収納」の後悔です。
弊社が行なった「住宅を建てたあとに感じた不満アンケート」でも、第1位は“収納への不満”という結果が出ています。
今回は、なぜリビングにおもちゃが溢れるのかという現状と、設計段階から考えておきたい、おしゃれで実用的なおもちゃ収納のポイントを徹底解説します。
きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
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狭いリビングで考えるおもちゃ収納の基本方針

限られたスペースだからこそ、何でも詰め込むのではなく、知恵を絞った仕組みづくりが重要です。
まずは、多くの子育て世帯が直面しているリビングのリアルな現状から見ていきましょう。
多くの家庭で「リビングが遊びの拠点」になる理由
昨今の住宅事情において、リビングは単なる「くつろぎの場」以上の役割を担っています。
ある民間企業の意識調査によると、未就学児から小学生の子どもを持つ家庭の約8割近くが「子どもは主にリビングで遊んでいる」という実態があります。
子ども部屋があっても、就学前後までは家族の気配を感じるリビングで過ごす時間が圧倒的に長いのが現実です。
また、「リビング学習」の浸透により、おもちゃだけでなく、絵本や工作道具、さらにはランドセルや教科書までもがリビングに集まってきます。
リビングが散らかるのは、子どもが安心して過ごせている証拠。
だからこそ、後付けの家具で対応するのではなく、最初から「リビングで遊び、片付ける」ことを前提とした収納計画が、住み始めてからの満足度を左右するのです◎。
狭いリビングで優先したいおもちゃ収納の考え方
限られたリビングスペースを有効活用するには、「床に物を置かない」ことが鉄則です◎
床の見える面積が増えるほど、部屋は広く感じられます。
そのためには、壁面を活用した収納や、既存の家具(テレビボードなど)の下部スペースを有効に使う「浮かせる収納・収める収納」を優先しましょう。
収納家具を増やしすぎないために決めておくこと
おもちゃが増えるたびに収納家具を買い足すと、生活動線が狭くなり、掃除もしにくくなります。
あらかじめ「ここに入る分だけ」という収納のキャパシティ(枠)を決め、それを超える場合は親子で見直しをする習慣をつけましょう^^
おもちゃ収納を考える時の6つのポイント
新築やリフォームの計画段階で、“おもちゃ収納”を考える時に意識していただきたい6つのポイントをご紹介!
このポイントを少し頭に置いておくと、子どもが使いやすく片付けやすいおもちゃ収納に1歩近付きますよ^^
おもちゃの収納場所は使う場所の近くに作る

おもちゃの収納場所は、使う場所(遊ぶ場所)の近くに作りましょう。
離れた場所に収納を作ってしまうと、片付けが億劫になったり、おもちゃが広い範囲に散らかりやすくなる原因になってしまい大変です。
使う場所の近くに収納スペースがあれば、移動がないので、遊んだ後の片付けもスムーズに♪
片付け時間を短縮できますよ^^
子どもがこれならできると思える簡単でわかりやすい仕組みに

子どもはちょっと面倒くさい、難しいと感じると、すぐやりたくなーい!と逃げ出したくなってしまうものです。
ですので、子どもがこれならできるかも!やってみよう!と思えるような、少ないアクションでできる、簡単で迷わない仕組みを用意してあげてくださいね^^
出来るだけ大人目線ではなく、子どもにとっての片付けやすさを考えてあげることが大切ですよ。
おすすめは、出し入れしやすいフタ無しのオープンタイプの収納です♪
子どもの成長に合わせておもちゃの片付け方もチェンジ

赤ちゃんの頃は大きなぬいぐるみがメインでも、成長とともにレゴや工作、ゲーム機など、おもちゃは細分化していきます。
おもちゃの片付け方も1つにこだわらず、そんな子どもの変化に合わせて柔軟に変えていくことが大事。
親子で話し合いながら、その時期の子どもに合った片付け方を工夫しながら見つけていきましょう♪
子どもが片付けられるおもちゃの一定量を決める

おもちゃがどんどん増えていくと、同時に散らかりやすく、子どもも片付けがしにくくなってきます。
定期的におもちゃの見直しを行ない、よく使う1軍とあまり使わなくなった2軍に仕分けしましょう。
そして、使用頻度の高い1軍のおもちゃの収納場所はいつも遊んでいる場所に、2軍のおもちゃは押入れなどの出来るだけ子どもの目につかない場所に収納しておくのがポイント!
1軍のおもちゃは、子どもが種類を把握でき、片付けできることを目安に一定量を定め、その量に合った収納スペースを事前に確保しておきます。
おもちゃの量はこの収納スペース内に納める!というルールを決めておけば、おもちゃの増えすぎも防止できますよ^^
片付けやすい仕組みをつくるラベリングのコツ

文字が読めない時期は「写真」や「イラスト」、読めるようになったら「ひらがな」でラベリングを。
年齢に合った分かりやすいラベルにしてあげることで、中身が見えないボックスでも、外側にマークがあるだけで、子どもは自信を持って片付けられるようになります◎。
親が一人で抱え込まないための声かけとルールづくり

「片付けなさい!」と怒るのではなく、「次のおもちゃが遊びやすいように、おうちに帰してあげようか」といった前向きな声かけを♪
また、「寝る前には床に何もない状態にする」といったシンプルなルールを共有しましょう。
リビング内での具体的な配置と場所選びのコツ
おもちゃをリビングに収納すると決めたら、次に重要なのは「リビングのどこに置くか」です。
配置の仕方を一工夫するだけで、視覚的な部屋の広さや片付けのしやすさが大きく変わります。
リビングのどこにおもちゃ収納を作るかを決める手順

まずは、お子さまがリビングのどこで遊ぶことが多いかを観察してみましょう。
1:遊ぶ場所のすぐ近く
移動距離を最短にすることで、「ついで片付け」を促します。
2:動線の邪魔にならない壁面
家族が通るルートや、窓・コンセントの位置を避けて配置します。
3:死角の活用
リビングの入り口から目に入りにくい位置を選ぶのが、スッキリ見せるコツです^^
来客時に散らかったおもちゃが目立たない配置の考え方
急な来客時に「おもちゃが丸見えで恥ずかしい」というストレスを減らすには、視線のコントロールが有効です 。
リビングの入り口から見て「ソファの背後」や「死角になる壁際」におもちゃ収納を配置する計画を立ててみましょう。
また、どうしても目に入る場所になる場合は、扉付きの収納にしたり、ロールスクリーンを取り入れるだけで生活感を瞬時にシャットアウトできますよ♪
リビングに作るおもちゃ収納アイデア8選
リビングの広さや間取りは家庭ごとに異なりますが、新築やリフォームの計画段階だからこそ実現できる「機能的で見た目も美しい」アイデアはたくさんあります。
ここからは、収納のプロがおすすめする、リビング空間にぴったりな8つの収納アイデアをご紹介します^^
細かいおもちゃは引き出し+扉付き収納で隠してすっきり

カラフルなおもちゃは、扉や引出し内に隠すのが一番の解決策です。
閉めると中身が見えないので生活感をシャットアウトできますよ^^
ブロックなど細かいパーツを失くさないしまい方

細かいブロックは、浅い引き出しやトレイを使い、広げて収納しておくと探しやすいですよ^^
さらにカラーや種類などで分けておくと、より使いやすいですね。
パズル・カード・おままごと小物の省スペース収納

パズルやカード、おままごとに使う小物類は、チャック付きのケースにまとめ、立てて収納するとスリムになり、場所を取らず、すっきり納まりますよ◎。
ラベリングしておくと、より分かりやすいですね!
テレビボード下にスペースを確保!動線の邪魔にならないおもちゃ収納

リビアス
テレビボード下のボックスと棚板をセンターに配置するのではなく、あえて端にズラして配置することで、フリースペースを確保。
そこに大きめのおもちゃ収納バッグをIN!
テレビボード下なので動線の邪魔にならず、省スペースですっきり納まるんです♪
ホワイトカラー&キャンバス素材のソフトボックスを用意すれば、ナチュラルなリビングのインテリアにも自然にフィット。
おもちゃ収納はキャスター付きのボックスなどにしてもOK!
遊ぶ時に移動させやすくていいかもしれませんね^^
おもちゃ収納はリビング入り口から見えにくい場所に設置

Instagram Photo by haramaki2021
リビングの子どもの遊び場スペースに設置された、収納力抜群のおもちゃの収納棚。
リビング入り口からは見えにくい場所に作られています。
収納ボックスや収納ケースの高さに合わせて棚板の高さを調整しているので、デッドスペースが無く、天井までの高さを無駄なく活用できていますね^^
トミカや積み木などしっかり分類されているので、整理整頓もしやすそうです。
子どもたちが小学生になれば、ここに学用品を収納しようと考えているそうですよ♪
もしおもちゃ収納が必要なくなってもフレキシブルに使える、シンプルで使いやすい収納です。
使用商品[ランバーシリーズ+シンプルアルミ棚柱]
アイテムのサイズや子どもの成長に合わせて可変できるおもちゃ収納

ランバーシリーズ+アームハング棚柱SS
リビング一角のキッズスペースなどに、棚板が可動できるタイプのおもちゃ収納を取り付けたアイデア。
上の2段の棚には収納ボックスを使って、子どもに人気のミニカーやレゴブロックなどの細々したおもちゃを分類して収納。
床上に置いたソフトボックスには、ぬいぐるみやロボット、プラレールなど場所を取るおもちゃ類をざっくり収納しています。
収納ボックスにラベリングしてあげれば、それぞれのおもちゃの場所が一目瞭然で探しやすいので、子どもにとっても使い勝手抜群です!
棚板の高さが調整できるものを選ぶと、成長と共に変化していくおもちゃの種類や子どもの身長に合わせて自由にカスタマイズ可能ですよ♪
豊富な棚板と棚柱カラーの組み合わせで色々なテイストのインテリアに幅広く対応できます^^
ランバーシリーズ+アームハング棚柱SS
ハンガーパイプを取り付けるとおもちゃ収納としてだけでなく、子ども用品や洋服など収納アイテムを変えながら、長く使える収納です。
高さが簡単に変えられるので、同じパーツを利用して、手軽に収納するモノに合わせたレイアウト変更ができますよ^^
大きいおもちゃを省スペースでしまうアイデア
棚板の最下段をあえて空けておき、「フリースペース」を作っておくことで、乗り物おもちゃや大きな箱がそのまま収納可能に◎。
背壁固定タイプの収納なら、床上に仕切りがないので、収納スペースとして有効に活用できますよ♪
見て楽しめるのがうれしい!インテリアの一部になるおしゃれな絵本収納

リブニッチ
リビングの壁面に設置したコンパクトでシンプルデザインのオープン棚。
浅めの奥行なので、絵本収納に最適です^^
絵本は見ても楽しい素敵な表紙も多いのでお部屋のインテリアの一部にもなりますよ♪
また表紙が見えているので子どもも本を選びやすく、サッと取れて気軽に絵本を楽しめます。
間仕切り本棚の一部をおもちゃ収納スペースに

フィクサス
ダイニングキッチンとリビングの間に設置された重厚なデザインの木製の本棚。
この一部分をおもちゃ収納として活用するご提案です。
おもちゃ以外にも本やお気に入りのグッズや写真、家族が共有して使う小物類なども一緒に収納できます。
グリッド状の本棚は縦横の棚のラインで、入っているモノが様々でも、整理されているように見えるんですよ♪
全体のバランスを考えながら、ディスプレイ感覚で収納を楽しめます。
低めの位置を使用すれば、子どもでもラクに出し入れ可能です!
おもちゃだけの収納スペースを作るのはもったいない!という方にはこんなスペースの使い方もアリですよ^^
おもちゃを目立たせないコツは収納アイテムの素材やテイストを合わせる

ランバーシリーズ+ステンラダー棚受
リビングだからこそ、あまりおもちゃは目立たせたくない…と思っている方多いですよね。
そんな時は、バスケットやかごなどの収納アイテムが大活躍します!
オープン収納も上手に収納アイテムを使用することで、細々したおもちゃ類の目隠しになり、見た目もすっきりした印象に。
素材やテイストをインテリアに合わせると、より統一感が出てリビングの雰囲気を崩すことなく、おもちゃ収納スペースを作ることができますよ♪
家族のコミュニケーションを生む「作品展示スペース」
ランバーシリーズ+アームハング棚柱SS
リビングの一角に棚板2段+パイプのオープンシェルフを設定。
その収納は、作品を飾れる子どもたち専用のギャラリースペースに。
自分が一生懸命作った作品や絵などは、すぐには片付けたくないもの。
しばらく展示スペースに大切に飾って、次の作品ができたら交換して片付けるなど、ルールを決めてあげることで、片付けやすくなりますよ♪
年齢別!子どもが片付けやすいおもちゃ収納のポイント
子どもが“片付けやすい収納のカタチ”は成長に合わせて日々変化していくものです。
“おもちゃ収納を考える時の4つのポイント”でも書いたように、おもちゃの片付け方もタイミングを見て、子どもの成長に合った方法に変えることが大事!
そこで、年齢別に片付けやすいおもちゃ収納のポイントをまとめてみました^^
【幼少期のおもちゃ収納】大きめボックスに投げ入れ式で楽しく片付け

初めて片付けにチャレンジする幼少期。
小さな子どもでも簡単に投げ入れ式で片付けができる、大きめのバケツ型バスケットなどがおすすめです。
余裕を持った収納にしてあげることで、ぬいぐるみなどのおもちゃがぎゅうぎゅう詰めにならず、出し入れもラクラクです。
いつも遊んでいるプレイマットの近くに用意してあげれば、気軽に片付けができますよ。
持ち手付きだと遊ぶ場所まで持ち運びしやすいので、よりgoodです♪
片付けができたらたくさん褒めてあげて、「遊んだら片付ける」という習慣を楽しみながらつけてあげましょう^^
【児童期のおもちゃ収納】おもちゃをざっくり分類分けしてラベリングでわかりやすく

おもちゃの種類も増えてくる児童期。少しずつ種類別の分類ができるようになってくる時期です。
おもちゃのカテゴリ分けは、細かく分けすぎずざっくりとがコツ。
100均などの収納ボックスを活用し、視覚的に何が入っているかすぐわかるようにラベルを貼ってあげると◎
おもちゃを分類分けすることで、例えば「パズルで遊びたい」「ままごとで遊びたい」となった時に見つけやすく、必要なおもちゃだけを持ち出せるので散らかりにくくなりますよ。
【学童期のおもちゃ収納】自分に合った片付け方を自分で見つけよう

おもちゃの他にもランドセルや勉強用のデスク、文房具なども増えてくる学童期。
少しずつ自分のものは自分で管理し、自立していかなければいけない時期です。
色々こだわりも強くなってくるので、自分がやりやすい片付け方やレイアウトを子ども自身で考えてもらいましょう。
ただ、アイテムの量が増えすぎると自分で管理しきれなくなってしまいます。
おもちゃはもちろん学用品などのチェックは定期的に、一緒に行ってあげてくださいね^^
家づくりの計画段階でおもちゃ収納を考える3つのメリット

今回お話ししてきた“おもちゃ収納”。
実際は、家づくりの計画段階から間取りに取り入れられる玄関収納やキッチン収納などと違って、どちらかというと住み始めてから問題に気づき、後付けされることが多い収納場所ですよね。
そんな“おもちゃ収納”を新築やリフォームの計画段階で考えることをおすすめする理由。
なんでその必要があるの?と思っている方もいると思いますので、メリットをしっかりお伝えしておきますね^^
収納の追加購入の必要なし!

家づくりの計画段階でおもちゃの収納量や使い方を想定し、収納スペースをしっかり確保しておけば、住み始めてから収納棚を追加購入する手間が省けます。
家具や収納ラックは危険!?壁面収納だから地震に安心

おもちゃ収納を計画段階で間取りに組み込まれた造り付け収納にした場合、壁に固定しているので安心安全!
転倒する可能性のある家具や収納ラックに比べ、転倒リスクを軽減し丈夫で地震に強いのも魅力です。
後から追加したカラーボックスが動線の邪魔に!?計画段階で考えるおもちゃ収納なら暮らしに合わせた対応が可能

住み始めてからカラーボックスやチェストなどの収納を追加すると、どうしても動線の邪魔になったり、本当は置きたくない場所に設置しなければならない場合が出てきます。
新築やリフォームの計画段階でおもちゃ収納を考えておけば、おもちゃ入れを置くフリースペースを事前に設けたり、隠せるようにしたりとライフスタイルや暮らしに合わせた対応ができるんですよ^^
後悔しないおもちゃ収納をつくるための3ステップ
後悔しない住まいづくりをしていただくためには、建築図面が完成した後に収納を考えるのではなく、間取りを決める際に収納もしっかりと計画しておくことが重要です。そのための3つのステップをご紹介します。
STEP01 情報を収集する

まずは収納に関する基礎知識やアイデアを見つけましょう。
自分にあった収納や、自分の知らなかった理想の収納を知ることができます。
インスタグラムの公式アカウントでは家中の収納をフルラインナップし、ひとりひとりの生活スタイルに合った快適収納空間のご紹介や、収納アイデアをお届けしています。
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実際にインスタグラムで南海プライウッドの商品を採用していただいたユーザーの投稿をご紹介しています。
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STEP02 カタログを見る・ショールームへ行く
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STEP03 施工業者を決定し、収納プランの打ち合わせをする
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最後に
ぜひ、ご家庭にぴったりの「おもちゃ収納のカタチ」を見つけてみてくださいね^^




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