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日常使いの洗剤類とそのストックを一緒に収納しないって本当!?すっきり&効率的な収納方法とは?

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家の間取りを決めた方

最終更新日:

2023.06.16

公開日:

2019.08.22

Sakura
この記事を書いたソムリエ
Sakura
わたしは製品のカタログづくりやSNS全般、それからショールームの備品レイアウトなどに携わっています。自宅にも自社製品を使っているので、一応“ユーザーさん”でもあります^^みなさんがHAPPYになる家づくりの参考になれば嬉しいです。

洗剤

今回は洗面所と浴室が隣接しているサニタリーやランドリールームにある洗剤類の収納方法についてお話をします。
洗濯作業のことを考えて、効率のいい収納方法とそのメリットなどを細かくお伝えしていきますね♪

目次

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    洗濯作業がはかどる!毎日使う洗剤類の収納方法とは?

    まずは、“よく使う”洗剤類のお話からします。
    洗剤類とひと言で言ってもこの中には粉末洗剤や液体洗剤、デリケート洗剤、漂白剤、柔軟剤など、必ず洗濯時に使うアイテムが含まれています。
    毎日使うモノなので、洗濯作業の面でも探すことなく手の届くところにあってほしいですよね。
    、、、ということは?そう!日常使いする洗剤類は、洗濯機上などのすぐ手に取りやすいオープン棚板へ収納するのがおすすめです!
    これで毎日の洗濯もしやすくなりますよ^^

    洗剤類の収納棚板[ラクエル]

    オープン棚板収納のメリット

    毎日使う洗剤類の出し入れが楽!

    ほぼ毎日使うアイテムをオープン棚板に置くことで、出し入れがスムーズになりとっても楽ですよ♪

    洗剤類の出し入れが楽棚板[ラクエル]

    中にある洗剤などの収納物を把握できる!

    オープン棚板にある収納物はパッとみるだけでどこに何があるのかすぐに分かるので、探す手間がかかりません

    収納物を把握できる棚板[ラクエル]

    洗剤類のボトルや詰替の高さを気にしなくてOK!

    棚板には固定して動かせない「固定棚板」と、可動させて高さを調整できる「可動棚板」があります。
    洗剤類には容器や容量によって背の高いモノから低いモノまであり、様々なサイズのモノを棚板に置くので可動棚板がおすすめです。
    可動棚板なら高さを自由に調整できるため、収納物の高さを気にしなくてすみますよ♪

    可動棚板なら収納物の高さを気にしなくてOK棚板[ラクエル]

    引き出しやすい収納ケースを使った見せる収納でおしゃれに!

    棚板を多く使ったプランは、見せる収納としても大活躍します。
    引き出しやすいかごやバスケット、ボックスなどの収納ケースを上手く活用すれば、個性的でおしゃれな収納のできあがりです!
    100均にもおしゃれな収納ケースがたくさんあるので取り入れやすいと思います^^

    ランドリー収納ラクエル

    オープン棚板収納のデメリット

    煩雑になりやすい

    モノの指定席を決めずに収納したり、詰め込みすぎてしまうと煩雑になってしまいます。
    「一番よく使うモノを右手前から置く」など、モノの指定席を作ることで綺麗に保つことができますよ^^

    埃がたまりやすいのでお掃除が必要

    オープン棚板は扉がないので、どうしても埃がたまってしまい定期的なお掃除が必要になります。
    これはオープン収納全般に言えることで、仕方のない部分かもしれません。

    収納物が多いと奥のモノが取りづらい

    棚板1段にモノをたっぷり収納してしまうと、手前の収納物が邪魔をして奥のモノが取りづらくなります。
    できる限り必要最低限に絞って、手前から奥にかけて使用頻度の高いモノから順に置くようにしましょう。

    洗剤類のストックの収納方法はこれ!すっきりしたランドリールームに♪

    続いて洗剤類の“ストック”についてお話しします。
    ストックには、洗剤類(漂白剤・柔軟剤など)以外にもシャンプー・ボディーソープ・入浴剤などのバス用品や、ティッシュなどの衛生用品のストックもありますよね。
    これらはどこに収納すれば良いのでしょうか。

    ストック収納のコツ

    洗剤や柔軟剤などのストックの保管は、パッケージ裏の注意書きにもあるように「高温多湿・直射日光を避けた場所」が必要になります。
    安い時についつい多く買ってしまいがちなストックですが、最低限持っていれば良いので、1〜2個ストックするのが理想です。

    ストック品の収納場所は断然ここ!

    ストックをキャスター付きワゴンや収納ラックなどを使った収納例も見ますが、洗剤類の保管にあたって大事なこととして「子どもの手の届くところに置かない」が必ず注意書きにあります。
    さらに「認知症の方などの誤飲を防ぐため、置き場所に注意する」が記載された商品もあるので、お子さまや認知症の方から見えない場所が良さそうですよね。
    そこでおすすめしたいのが、扉をつけた「隠す収納」です^^
    扉をつけることで、たくさんのメリットが生まれます♪

    収納扉開き戸[ラクエル]

    扉収納のメリット

    ストックを隠すだけ!どんなパッケージデザインでも外から見えない♪

    見てください!
    ランドリールームやサニタリールームにはこ〜んなに様々なパッケージのストックがあるんです!

    どんなパッケージデザインでも扉で隠せる開き戸 開けた状態[ラクエル]

    これらを扉で隠せば外から見えることもなく、一気に生活感のない空間に仕上がります。
    これでどんなパッケージデザインでも気にせず収納できますよね^^
    ストック同士が近づき過ぎると取りづらくなるので隙間を空けて収納するのがポイントです。

    扉収納はどんなパッケージデザインでも気にせず収納できる開き戸 閉じた状態[ラクエル]

    部分使い可能で好きな場所につけられる♪

    よく使う洗剤類はオープン棚板へ、ストックは扉内へという収納方法になるので、部分使いできる扉がベストです!
    扉には手前に開閉する「開き戸」と、横にスライドして開閉する「引き戸」があるので、扉を部分的に取り付けるなら自由度の高い「開き戸」をおすすめします♪
    開き戸は1枚から取り付け可能で、つけたいところだけに絞れるので経済的にも嬉しいですよね。
    引き戸と比べても「扉を引き込むスペースが不要」「開閉時に力を必要としない」といった点から、開き戸はランドリールームやサニタリールームの収納扉に適しているんですよ♪

    ランドリー収納ラクエル

    取手がない製品なら見た目もシンプル!

    開き戸は、取手が「ある」ものと「ない」ものに分かれます。
    最近では無駄を省き極力シンプルなものを好む傾向にあるため、取手のない、いわゆる「取手レス」デザインが主流になっています。
    取手レスの開き戸はすっきりとしたシンプルデザインなので、シンプル志向の方に特におすすめです♪

    取手レスの開き戸開き戸[ラクエル]

    煩雑になりがちなランドリールームやサニタリールームも取手レスの開き戸を活用して、シンプルでおしゃれな空間にしましょう。

    ランドリー収納ラクエル

    ワンプッシュで楽々開閉の手間いらず♪

    取手レスの開き戸に多く使われているのが「プッシュラッチ」で、ワンタッチ操作で開閉可能です。
    プッシュラッチを取り付けた開き戸は軽くポンっと押すだけで楽に開閉できるんですよ♪

    ワンプッシュで楽々開閉開き戸[ラクエル]

    扉収納のデメリット

    湿気がこもりやすいので換気が大事

    扉をつけることで収納内部に湿気がこもりやすくなり、結露やカビの発生原因となるため、週に一度は扉を開けて換気するようにしてくださいね。

    湿気がこもりやすいので換気が必要ラクエル

    扉だけにすると使いづらくなります

    すべてを扉にしてしまうと毎回扉を開閉する動作が必要となり、かえって使いづらくなります。
    目隠ししたいところだけに絞り、設置するようにしましょう。

    下の写真のように、日常使いするモノはオープン棚へ、それ以外の使用頻度の少ないモノには扉をつける、というルールを決めると良いですよ♪
    目隠ししたいところに扉をつけることで、生活感のない空間に仕上がります。
    洗濯作業を思い出しながらどこに何を収納するか考えたうえで、扉をプランニングするようにしましょう。

    扉とオープン棚を上手に組み合わせるラクエル

    高い位置への設置は取りづらいので踏み台を活用

    手を伸ばしても届かない高い位置へ取り付けると収納物が取りづらくなります。
    そんな場合は、踏み台を活用すると便利です。
    収納下などのデッドスペースを利用し、踏み台をセットしておくことで、必要時にサッと取り出して使うことができます。

    下の画像のように床から浮いたタイプの収納なら、仕切りもなく収納スペースも広く取れ、保管しやすそうですね。
    隣の洗面台では、お子さまの手洗い時にも踏み台を活用できて◎。

    ラクエル

    最後に

    今回は洗剤類の収納についてご紹介しました。
    使用頻度に合わせて収納方法を変えてあげることで、たくさんのメリットが生まれます。
    ぜひご参考にしてくださいね。

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