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ファミリークローゼットを洗面脱衣室の近くに配置して、快適な動線を実現しよう!

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家の間取りを決める前の方

最終更新日:

2022.05.30

公開日:

2019.04.26

くっしー
この記事を書いたソムリエ
くっしー
収納専門メーカーで働きはじめ10数年。正直、片付けは苦手ですが、きれいな家をキープしやすい間取りや動線を日々考えています。仕事ではWEBコンテンツのディレクションやショールームなどを担当しています。みなさんの新しい生活の参考になる情報を発信していきます!

今回のテーマは、生活様式が見直されている今特に子育て世帯を中心に人気のファミリークローゼットについてです。
みなさんはファミリークローゼットにどんなイメージをお持ちでしょうか?
「最近よく聞くけど、具体的に何がどういいの?」って感じてるのではないでしょうか。
この記事ではファミリークローゼットの何がどういいのかを詳しくお話ししていきます。
家づくりの参考になれば嬉しいです。

目次

    ファミリークローゼットってなんで必要なの?

    そもそもファミリークローゼットとは言葉の通り、家族全員分の衣類を1ヵ所に集約し、みんなで使うクローゼットです。
    簡単に言えばそういうことですが、じゃあ何のためにみんなで使うの?ってなりますよね。
    今回は、ファミリークローゼットを設置する意味からお話ししていきます。
    では、まず最初にみなさんの毎日の動線を3つイメージしてみましょう。

    帰宅動線

    1つ目は帰宅動線。

    仕事から自宅に帰ってきた後、どんな行動になりますか?
    例えばこんな感じでしょうか。

    靴を脱ぐ→バッグを置く→アウターを脱ぐ→手を洗う→仕事着を脱ぐ→部屋着に着替える→・・・

    ここで質問です。

    バッグはどこに置いていますか?
    ジャケットやコートなどのアウターはどこに置いていますか?
    仕事着や部屋着はどこに置いていて、どこで着替えていますか?

     

    どうでしょうか?
    しっかりと場所が決まっていますか?
    下の写真のように、リビングのソファーの上など適当なところに置いていたり、あっちこっちに動きまわったりしていませんか?

    ファミリークローゼットを設置すると、このあたりの課題が解決します。

    洗濯動線

    2つ目は洗濯動線。

    洗濯はどんな流れでやっていますか?
    さきほどと同じように例を挙げてみると、こんな感じですかね。

    洗う→干す→取り込む→畳む・掛ける→しまう

    乾燥まで洗濯機でする方は「干す」がなくなりますが、取り込んだ洗濯物をハンガーに「掛ける」が増えますね。

    また質問です。

    どこで干していますか?
    どこにしまっていますか?

     

    重い洗濯かごを持って、2階に上がってませんか?
    洗濯物をしまうのにあっちこっちに動きまわったりしていませんか?

    ファミリークローゼットを設置すると、こんな家事動線の悩みも解決します。

    出勤動線

    3つ目は出勤動線(2階建)。

    出勤前の準備はどんな流れでやっていますか?
    同じように例を挙げると、こんな感じですね。

    顔を洗う(1階)→着替える(2階)→身だしなみを整える(1階)→朝ごはんを食べる(1階)→歯を磨く(1階)

    人によって着替えや歯磨きなどのタイミングは異なりますが、行動内容としては同じだと思います。
    またまた質問です。

    どこで顔を洗っていますか?
    どこで着替えていますか?

     

    1階と2階を行ったり来たりしていませんか?

    ファミリークローゼットを設置すると、この課題も解決します。

    まとめると、ファミリークローゼットは単なるクローゼットとは違い、帰宅動線や洗濯動線、出勤動線など毎日の生活動線をシンプルにさせるメリットがあると言えます。

    ファミリークローゼットの活用方法

    次はここまでに書いた帰宅動線、洗濯動線、出勤動線を例にファミリークローゼットの活用方法を説明しますね。

    帰宅動線

    まずは帰宅動線の場合。
    ここまでに書いた帰宅後の行動にファミリークローゼットなどの場所を加えて書いてみます。

    靴を脱ぐ(玄関・シューズクローク)→バッグを置く(ファミリークローゼット)→アウターを脱ぐ(ファミリークローゼット)→手を洗う(洗面脱衣室)→部屋着に着替える(ファミリークローゼット)→脱いだ服を洗濯かごに入れる(洗面脱衣室)・・・

    間取りにすると、このようになります。

    こうすると、ファミリークローゼットと洗面脱衣室だけの行き来で済むようになります。
    着替えるために2階に上がることもないし、適当なところにモノを置くこともなくなります。

    洗濯動線

    次は洗濯動線の場合。
    同じように洗濯の流れにファミリークローゼットなどの場所を加えて書いてみます。

    洗う(洗面脱衣室)→干す(屋外)→取り込む()→畳む・掛ける(ファミリークローゼット)→しまう(ファミリークローゼット

    間取りにすると、このようになります。

    ファミリークローゼットに洗濯物をしまえると各部屋にしまう必要がないので、スムーズな動線になります。
    室内に洗濯物を干したい場合は、ファミリークローゼットと洗面室の間にランドリールームを設置するのがおすすめ。

    どちらも最短距離で洗濯物をしまえるし、わざわざ各部屋にしまうこともなくなります。
    一時置きスペースにして、あとは「自分で部屋に持っていってね!」でも良いですね。

    出勤動線

    最後に出勤動線(2階建)の場合。
    同じように出勤前の流れにファミリークローゼットなどの場所を加えて書いてみます。

    顔を洗う(1階 洗面脱衣室)→着替える(1階 ファミリークローゼット)→身だしなみを整える(1階 洗面脱衣室)→朝ごはんを食べる(1階 ダイニング)→歯を磨く(1階 洗面脱衣室

    間取りにすると、このようになります。

    ファミリークローゼットに着替えを置いておくと、寝室に戻らずに身支度が完了できます。

    ファミリークローゼットはどこに設置したらいいの?

    ここまでを整理すると、このようになります。

    帰宅動線だと、モノをしまうことと、手洗い・着替えをしやすくすること。
    洗濯動線だと、洗濯物を洗うことと、干す・しまうをしやすくすること。
    出勤動線だと、身だしなみを整えることと、着替えをしやすくすること。

     

    みなさん、もうお気づきですね?
    帰宅動線も洗濯動線も出勤動線も共通するのは、ファミリークローゼットと洗面脱衣室が近いと便利!ってことです。
    そうするとスムーズな動線になって、効率的になります。
    洗面脱衣室の近くにクローゼットを配置するって、あまりイメージないかもしれませんね。
    こんなイメージになります。


    ウォールゼット ノエル3[Ⅱ型]

    上の写真では収納が分かるように、洗面脱衣室とファミリークローゼットの間の壁を半透明にしています。
    奥に見えるのがシューズクロークですね。
    シューズクローク→ファミリークローゼット→洗面脱衣室が1直線って便利そうだなって思いませんか?

    ファミリークローゼットはどの程度の広さが必要なの?

    次はファミリークローゼットの広さについてです。
    広さを考えるには、まず決めておかないといけないことがあります。
    それは、ファミリークローゼットで何をするか、何をしまうかの2つです。

    ファミリークローゼットで何をするか

    ファミリークローゼットにどんな機能を持たせたいのか?ってことです。
    例えば、このような行動です。

    モノをしまう

    着替える

    ファミリークローゼットに何をしまうか

    ファミリークローゼットにどんなモノを収納したいのか?ってことです。
    例えばこのようなものがあります。

    スーツや作業着などの仕事着

    パジャマやスウェットなどの部屋着

    オシャレ着、外出着

    バッグ、小物

     

    何となくイメージできたでしょうか?
    何をするか×何をしまうかでファミリークローゼットの広さは大きく変わってきます。
    多くのことをしたり、多くのモノをしまいたいってなると収納スペースは広くしたいですし、することやしまうモノを絞ると広さは重要ではありません。
    あくまで目安ではありますが、一般的な4人家族(夫、妻、子ども2人)での参考の広さを書いておきます。

    モノをしまう、着替える+仕事着、部屋着、バッグ → 2畳~
    モノをしまう、着替える+仕事着、部屋着、外出着、バッグ → 4.5畳~

    着替えをしたり、毎日使うモノを収納する場合は最低でも2畳は欲しいですね。
    外出着も収納したい場合は4.5畳以上のスペースを確保することをおすすめします。
    例えば、吊る収納メインのプランにした場合、夫婦用のウォークインクローゼットで3畳、子ども用のクローゼットで0.75畳×2=1.5畳が必要となります。
    つまり家族全員分だと4.5畳のスペースが必要になるんですね。
    人数や小物の所有数を考慮しながら、さらに収納場所や収納方法に工夫が必要です。
    吊る収納について詳しく知りたい方は下のリンクから読んでみてください。

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    各部屋にクローゼットはいらないの?

    ファミリークローゼットがあれば、各部屋のクローゼットはいらないの?って思うかもしれません。
    ここまで読んでいただいたみなさんはもうお分かりですね?
    答えは、必要な人もいれば、不要な人もいるが正解です。(笑)
    理由はこれまでお話ししてきたように、ファミリークローゼットに何を求めるか?で変わってくるからです。
    例えば、全ての衣類・小物をしまうのであれば不要ですし、日常使うモノだけをしまうのであれば必要になります。

    間取りを決める前に収納計画を考えよう!

    ファミリークローゼットを考えるにあたり、もうひとつ意識しておくべき大きなポイントがあります。
    それは、ファミリークローゼット唯一のデメリットでもある“そのための空間をわざわざ作り、実際の家の大きさや間取りに反映しないといけない”という点です。

    注文住宅を建てるときにはそもそもの土地の大きさや予算などが決まりますよね。
    例えば、ファミリークローゼットを多くのモノがしまえる大容量の収納にしたい場合、広さは4.5畳以上は必要です。
    収納計画を後回しにすると、「スペースが取れなくて狭くなった!」って確実になりますよ!
    狭くなるだけならまだ良くて、そもそもファミリークローゼット自体が作れなくなる可能性もあります。
    だから、間取り段階から新しい暮らしを具体的にイメージしておかないといけないんですね。
    具体的なイメージっていうのは、どこでどんな行動をするのか?やどこに何をしまうのか?などです。
    みなさんにとって「何がベストなのか」「何を犠牲にしてもかまわないのか」などバランスをしっかり検討してほしいなと思います。

    下のリンク記事では、ウォークインタイプ・ウォークスルータイプの違いやファミリークローゼットの4つの設置タイプについて詳しく紹介しています。
    実例も紹介していますので、ぜひご覧ください。

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    最後に

    何となくファミリークローゼットっていいのかな?って思っていた人は、この記事を読んでどう感じられたでしょうか?
    ファミリークローゼットは暮らしやすさを左右する大事な場所。
    単にスペースを作るだけではなく、そのスペースで何をするか、何をしまうかを間取りを決める前にしっかり検討しておくことが大切です。
    考え抜いた結果のファミリークローゼットは、みなさんの生活動線を快適にしてくれます。
    新しい住まいの間取りでは、ファミリークローゼットは洗面脱衣室の近く!を覚えておいてくださいね。

    この記事で紹介した製品をもっと詳しく知りたい方は製品ページをチェックしてみてくださいね!
    クローゼット [ウォールゼットノエル3]
    玄関・クローゼット収納 [アームハング棚柱SS]

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