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【2021年最新版】絶対に見るべきファミリークローゼットのおすすめ間取り10選!

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家の間取りを決める前の方

公開日:

2021.06.10

くっしー
この記事を書いたソムリエ
くっしー
収納専門メーカーで働きはじめ10数年。正直、片付けは苦手ですが、きれいな家をキープしやすい間取りや動線を日々考えています。仕事ではWEBコンテンツのディレクションやショールームなどを担当しています。みなさんの新しい生活の参考になる情報を発信していきます!

これまではファミリークローゼットの基本的な使い方や基礎知識について書いてきましたが、今回の記事ではファミリークローゼットの具体的な間取りをご紹介します。何となくファミリークローゼットがどういうものかは分かったけど、具体的にはどんなパターンがあるのか知りたいって方はぜひ読んでみてください。

 

目次

    ファミリークローゼットってどんなもの?

    具体的な間取りの前に、まずはファミリークローゼットの設置がどのようなメリットがあるのか簡単に整理します。

    ファミリークローゼットは動線問題を解決する場所

    ファミリークローゼットを設置すると、帰宅・洗濯・出勤動線などの毎日の動線がすっきりします。
    例えば、仕事から帰宅して、着ていたアウターや持っていたバッグを下の写真のようにリビングのソファに置きっぱなしにしていませんか?

    また、仕事着はどこで脱いで、どこで部屋着に着替えるか決まっていますか?
    決まっていないと部屋が散らかる原因になりますし、動線も複雑で暮らしやすいとは言えませんよね。
    今の住まいでは当たり前でも、ファミリークローゼットを設置した将来の住まいではこんなことはなくなります!
    洗濯動線や出勤動線でも同じような課題があり、それらを解決するのがファミリークローゼットなんです。

    ファミリークローゼットを設置する場所はここ!

    上でも書きましたが、ファミリークロゼットは毎日の動線をすっきりさせるためのものです。
    帰宅・洗濯・出勤動線のポイントはこのようになります。

    帰宅動線だと、モノをしまうことと、手洗い・着替えをしやすくすること。
    洗濯動線だと、洗濯物を洗うことと、干す・しまうをしやすくすること。
    出勤動線だと、身だしなみを整えることと、着替えをしやすくすること。
    つまり、ファミリークローゼットは2階ではなく1階の洗面脱衣室の近くにあると便利ってことですね。

    より詳しく知りたい方は下のリンクから読んでみてください。

    もっと詳しく読みたい
    ファミリークローゼットを洗面脱衣室の近くに配置して、快適な動線を実現しよう!
    今回のテーマはファミリークローゼットです。 みなさんはファミリークローゼットにどんなイメージをお持ちでしょうか? 「最近...

    失敗しないファミリークローゼットの3つのポイント

    ファミリークローゼットはただ設置すればいいというわけではありません。ここで紹介するポイントを整理しつつ、実際の間取りと相談しながら、決めていくことになりますので、しっかり確認しておいてくださいね。

    ポイント1:誰が使うか

    まずはファミリークローゼットを家族全員・夫婦・子どもなど、誰が使うか?を決めることから始めます。
    もちろん家族全員で使えるのがファミリークローゼットですが、もう少しその範囲を広げてみると選択肢も増えるんです。

    ポイント2:何をするか

    次はファミリークローゼットでモノを収納する・着替える・洗濯物を畳むなど、何をしたいのか?を決めましょう。求める内容によって、収納プランや広さが変わってきますので、優先順位を決めておくと良いですね。

    ポイント3:何を収納するか

    最後にファミリークローゼットにどんなモノを収納したいか?を決めましょう。
    必ずしも十分なスペースを取れるわけではないので、モノの使用頻度に分けて、収納するモノを考えることが大切です。
    例えば、使用頻度の高いモノだけを収納して、使用頻度の低いモノは自分のクローゼットに収納するなど分散させることも選択肢になりますね。

    その他:洗濯物は誰が片付けるか

    洗濯物を誰が畳み、片付けるのか?
    「決まった人」・「自分のモノは自分で」など家庭によってルールは様々あると思います。
    まだお子さまが小さい場合は、将来どうしたいのか想定しておくことも失敗のないファミリークローゼットにするためには必要です。
    これが何に影響するかというと、「洗濯物の片付けを誰がどこでどうするか?」は収納プランやドアの有無・位置に影響するんですね。
    今の住まい(将来の住まい)の洗濯物を取り込んでから、片付けるまでをイメージすると「ここに洗濯物を一時置きするスペースが必要だな」とか「ここにドアがあると便利だな」とかが見えてくるようになります。

    1つだけじゃない?!2つ目のファミリークローゼットの選択肢を持とう

    ファミリークロゼットは洗面脱衣室の近くに家族全員分の収納量を確保するのがベストですが、他の制約で大きなスペースが取れない場合もあります。その場合は2つ目のファミリークローゼットを設置するのがおすすめです。
    例えば1つ目は1階の洗面脱衣室の横に使用頻度の多い仕事着や部屋着だけを収納できるスペースを確保して、2つ目は2階のファミリークローゼットに使用頻度の低いおしゃれ着や季節モノを収納するのも良い方法ですね。

    ファミリークローゼット導入前に知るべき基本知識

    ファミリークローゼットには動線やドア・窓などの位置によって、いくつかのパターンがあります。
    それぞれ何ができて、何ができないのか、しっかり確認しておく必要があります。

    ファミリークローゼットの2つの動線と4つの設置タイプ

    2つの動線

    ファミリークローゼットにはウォークインタイプウォークスルータイプの2つの動線があります。
    ※下の写真では収納が分かりやすいように、ファミリークローゼットとの壁を半透明にしています。

    ウォークインタイプは出入口が1つで行き止まりになっています(上の画像で奥に見えるのは勝手口)が、ウォークスルータイプは出入口が2つで通り抜けられるようになっています。

    4つの設置タイプ

    ファミリークローゼットの設置タイプにはI型/Ⅱ型/L型/U型の4つの設置タイプがあります。
    下の画像はファミリークローゼットを上から見た状態です。

    間取り図だと少し分かりづらいかもしれませんね。実際は下の写真のようになります。

    ファミリークローゼットの2つの動線と4つの設置タイプについて詳しく知りたい方は下のリンクから読んでみてください。

    もっと詳しく読みたい
    ファミリークローゼットの導入は動線から!あなたに合ったタイプはどれ?
    ファミリークローゼットを導入するなら、家族の生活動線を具体的にイメージすることが一番のポイントです! この記事を読んで、...

    ファミリークローゼットを洗面室の近くに設置した間取り5選

    お待たせしました!
    ここからまずは、ファミリークローゼットを洗面室の近くに設置した間取りからご紹介します。
    「この間取りは使いやすそうだな」や「これはちょっと違うかな」とかイメージしながら読んでもらえると嬉しいです。

    間取り1:玄関からの動線をプラスすれば帰宅動線もバッチリ!

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:着替え・収納
    何を収納するか?:使用頻度=高

    シューズクロークと洗面室の間にウォークスルータイプのファミリークローゼットを設置すると、靴を脱ぐ・アウターを脱ぐ・バッグを置く・手を洗う・部屋着に着替えるがスムーズにできるようになります。着替えるために1階と2階の行き来がなくなったり、リビングが散らかる原因を減らすことにもつながりますね。ただ、この間取りの場合は、必要なモノ全てを収納するというよりは使用頻度の高いモノを収納するのがおすすめです。ウイルス感染症対策であったり、花粉症やPM2.5の付着したアウターと他の衣類を一緒に収納するのは避けた方が良さそうです。

    間取り2:【外干し派】勝手口を付ければ片付けの最短動線の出来上がり

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:着替え・収納・作業
    何を収納するか?:使用頻度=少~高

    外干し派の方はきっと「お日様の匂い」が大好きなんでしょうね!あのホッとするような匂いは身体をリラックスさせるヒーリング効果もあるみたいです。そんな場合はウォークインタイプのファミリークローゼットに勝手口を設置して、屋外の洗濯干し場とつなげると良いですね。そうすると洗濯物を最短動線で片付けができるようになります。
    特に吊るして収納派の方は、そのままハンガーパイプに掛けるだけなので、めちゃくちゃ楽になりますね。
    吊るす・畳む両方派の方は洗濯物を畳んだり、アイロンをかけるなどの作業スペースがあるとさらに使い勝手も良くなるので、収納プランを決める時に忘れないようにしましょう。

    間取り3:【部屋干し派】ランドリールームを間に配置するだけ!

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:着替え・収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~高

    部屋干し派の方には洗面室とファミリークローゼットの間にランドリールームを設置してウォークスルータイプにするのが良いですね。ランドリールームに部屋干しすることで、外干し派と同じように洗濯物を最短動線で片付けできるようになります。そもそも外に出ないので、動線では外干しよりもラクになると言えますね。
    部屋干し派が増えているようですが、理由として天気に左右されないことや洗濯物の取り込み忘れ・花粉の付着を避けるなどが挙げられます。また5時間以内に乾燥させないと生乾き臭の原因である雑菌が増殖してしまうことも部屋干し派が増えている理由かもしれません。
    ファミリークローゼットにおける外干し派との違いは、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけるなどの作業スペースが不要という点ですね。(こういった作業はランドリールームになります。)

    ランドリールームについて詳しく知りたい方は以下のリンクから読んでみてください。

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    間取り4:リビング動線があれば家族みんなが家事に参加しやすい♪

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:着替え・収納・作業
    何を収納するか?:使用頻度=少~高

    リビングの近くにウォークスルータイプのファミリークローゼットを設置すると、家族全員が使いやすく、洗濯物の片付けも協力しやすくなります。共働き世帯が多いので、誰かが片付けするというより、家族全員で片付けることで、決まった人への負担やストレスが軽減できますよね。収納プランに洗濯物を畳んだり、アイロンをかける作業スペースを設けるとより分担してできそうですよね。

    間取り5:子育て世帯には和室からの動線があれば便利

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:収納
    何を収納するか?:使用頻度=中~高

    幼い子どものいる家庭にはファミリークローゼットの近くに和室(畳スペース)を設けることをおすすめします。和室なら広々と着替えさせやすいですし、オムツ替えやお尻拭きのストックの収納場所としても使えますね。
    洗濯物も畳に座って、ゆっくり畳めますし、片付けるのも楽になります。
    リビングで着替えるとリビングが散らかる理由になってしまうので、それを避けることもできますね。

    ファミリークローゼットを寝室・子ども室の近くに設置した間取り5選

    まずはファミリークローゼットは洗面室の近くに設置することをおすすめしてきましたが、間取りの制約で十分なスペースが取れないこともあると思います。そんな場合は2つ目のファミリークローゼットを設置するのもおすすめです。ここからはファミリークローゼットを寝室や子ども室の近くに設置した間取りをご紹介します。

    間取り6:一部屋まるごとクローゼット化もアリ

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~中

    一般的に1階に比べて2階はスペースを設けやすいと言えますが、階段の位置など間取りには制限が付くことも多いと思います。そんな場合は動線は気にせずに、一部屋まるごとファミリークローゼットにすることをおすすめします。
    必ずウォークインタイプになってしまいますが、収納量は抜群です。

    間取り7:2つの子ども室の間に作れば片付けも服の貸し借りもしやすい♪

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:兄弟・姉妹
    何をするか?:着替え・収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~中

    子ども室と子ども室の間にファミリークローゼットを設置すると、子ども同士でモノの管理ができるようになりますし、同性の兄弟・姉妹であれば服の貸し借りもしやすいですね。友達を呼んでもファミリークローゼットに一時的にモノを隠せることも良い点かもしれませんね。

    間取り8:片付けのしやすさは主寝室と子ども室の間がベスト!

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:着替え・収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~中

    ここまで大きなファミリークローゼットは2階ならではかもしれませんね。
    1階にこんな大きなスペースを取れる家はなかなかないでしょうし、他のスペースが犠牲になってしないか心配になるくらいですね。(笑
    ファミリークローゼットを主寝室と子ども室の間に設置すると家族全員分のクローゼットになるだけではなく、布団などのかさばる季節モノもまとめて収納できるスペースにしてしまいましょう。
    一か所にまとまっているので、洗濯物の片付けは誰でもできるでしょうし、モノの管理もとてもしやすい間取りと言えますね。

    間取り9:夫婦それぞれの部屋の間に設置すれば気配を感じつつも独立したスペースに

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:夫婦
    何をするか?:着替え・収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~中

    睡眠時間は人生の1/3と言われます。ぐっすり眠れる環境というのは、気持ちの良い朝を迎えるためには、とても大切なことです。
    そのため、それぞれの寝室を設置する夫婦も少なくありません。その理由には、このようなものがあります。

    【夫婦別寝のメリット】
    ■パートナーからの影響
    ・いびき
    ・人の気配に敏感でパートナーの寝返りで目が覚める
    ■パートナーとの環境の違い
    ・室温
    ・消灯の時間
    ・部屋での過ごし方(音楽鑑賞、読書、TV、ゲーム)など
    ■パートナーに見られたくないこと
    ・ムダ毛のお手入れ
    ・フェイスマスク(パック)をつけた顔など

    ファミリークローゼットをそれぞれの寝室の間に設置すると、完全に仕切るわけではないため、適度な距離感が取れるだけでなく、コミュニケーションも取りやすく、洗濯物の片付けもしやすいといったメリットが挙げられます。

    間取り10:こんな手があったか!スペースがないなら廊下をファミリークローゼットにしてしまおう

    【おすすめシーン】
    誰が使うか?:家族全員
    何をするか?:収納
    何を収納するか?:使用頻度=少~中

    まとまったスペースを確保できない場合は、廊下をファミリークローゼットにするのも手です。普通は部屋内側にあるクローゼットを廊下側(部屋外側)に向けるだけで、普段は使わない廊下を有効に使ったクローゼットが出来上がります。

    最後に

    いかがでしょうか?
    ここまでご紹介した間取りの中で、イメージが湧いた間取りがあると嬉しいです。
    ファミリークローゼットの基本的な使い方や設置場所を抑えたうえで、実際の間取りに取り込めると、とても住みやすい暮らしができるようになると思います。
    じっくりと時間を掛けて考えてみてくださいね!!

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