玄関は家族や友人のほか、宅配業者などの応対をする場所であり、家の第一印象を決める重要な場所です。
日々の生活を便利で快適にするためには、その動線や機能性を考えることが必要です。
本記事では、玄関の間取りの具体的な実例10選をご紹介し、スムーズな生活動線や収納力を高めるためのヒントやアイデアを掲載!
玄関の間取りからじっくり考えて、より快適な生活を実現するための参考にしていただければと思います♪
きっと家づくりの参考になるはずなので、活用してみてください。
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新築・注文住宅の家づくりにおける玄関の間取りの重要性とは?
玄関は、日常生活の利便性だけでなく家族の動線や収納スペースにも大きく影響します。
最近では、外で使うため居室に持ち込みたくないモノや玄関に置くことで持ち出しやすいモノなど、玄関収納のニーズ・必要性が高まっています。
住宅の印象を決定付ける玄関!役割や空間に求められるもの
玄関は訪問者が最初に目にする場所なので、そのデザインや機能性が住まい全体の雰囲気を左右します。
また、玄関は砂や土がつくようなモノが集まる場所になりますよね!
デザインや機能性を工夫して、訪問者に素敵な印象を与える玄関にしましょう♪
リビング(LDK)直結型の一般的な玄関ホール
玄関は、リビング(LDK)直結型が一般的です。
そのため、ボックス型の下駄箱を設置されるケースが多いですが、靴の収納に特化している為、ベビーカーやゴルフバッグなど大きなアイテムを収納するスペースを確保しにくいといった収納面での課題があります。
また、共働きなどで忙しく効率的な動線を求める人は、玄関の広さや間取りの工夫が玄関を快適にする第一歩になりますよ♪
玄関の間取りで暮らしが快適になるおすすめアイデア!生活動線を考えた間取り実例10選を紹介!
生活動線を考えて工夫を凝らした実際の間取り例を交えながら、玄関の間取りレイアウトのおすすめアイデア10選を紹介します。
実例を参考に、理想的な玄関の間取りを見つけましょう。
間取り1:玄関の近くにパントリーやキッチンがある事例
玄関の近くにパントリーやキッチンがある配置は、日々の買い物や荷物の運搬がスムーズになり、家事を効率よくこなせるようになります。
玄関からパントリー・キッチン直結の動線では、食品や日用品をすぐに収納できるので、買い物袋を持ち込む際の動線も短くなり、負担軽減+時短につながります。
冷蔵庫に食材を補充したり調理をすぐに始められますよ。
間取り2:玄関の近くに洗面所やランドリールームがある事例
玄関の近くに洗面所やランドリールームがあれば、帰宅後すぐに手洗いと着替えができる動線になります。
子供がいる家庭やペットを飼っている家庭にとって非常に便利な動線ですよね♪
玄関から最短距離でランドリールームにアクセスできるため、外で付いた汚れた服のまま他の部屋に出入りする必要が無いため、他の部屋を汚す心配が無くりますよ♪
間取り3:玄関の近くにファミリークローゼットがある事例
玄関の近くにファミリークローゼットがあれば、外出時や帰宅時にすぐに必要な衣類を取ることができます。
玄関に隣接する場所に、コートや靴、バッグなどの外出時に使用するアイテムを一か所にまとめて管理することで、家を出る前や帰宅後にわざわざ他の部屋に行く手間が省けるので、多忙な共働き家庭にとっては大変便利な間取りですよね♪
特に子どもがいる家庭では朝の支度がスムーズになります(^^)
間取り4:玄関にコートクロークがある事例
コートクローク(コート掛け)がある玄関の間取りでは、外出時はサッとコートやジャケットを取り出せ、帰宅時にもすぐに脱いで収納できるため、家の中に持ち込むウイルスや花粉などを減らし、居室空間を清潔に保つことができます♪
さらに、子どもの部活用品なども一箇所にまとめて収納すると、効果的に整理整頓が行えます(^^)
間取り5:玄関に便利な洗面台(手洗いスペース)がある事例
玄関に洗面台(手洗いスペース)を設置することで、外出から戻った際にすぐに手洗いやうがいができます。
子どもが外で遊んで帰ってきてもすぐに手を洗うことができ、室内を汚さずに済みます。
また、家中に持ち込まれる汚れやウイルスを減少させる効果があります。
ペットを飼っている家庭では、散歩帰りにペットの足を洗うスペースとしても活用でき、家の中を清潔に保つことができます。
このように、玄関に洗面台(手洗いスペース)を設置することで、利便性と衛生管理を両立することができますよ(^^)
間取り6:玄関にガレージルームがある事例
玄関にガレージルームを配置することで、車から降りた後すぐに荷物を家の中に運び込むことができるため、特に雨の日や重い荷物を持っているときに非常に便利です。
スポーツ用品やアウトドア用品の収納、DIY用品や大型の工具もガレージにまとめて保管できるため、整理整頓がしやすくなりますよ。
さらに、ガレージルームは天候に左右されないので、自転車のメンテナンススペースとしても使えます。
自宅の外観をすっきり保つことができることもメリットのひとつですよね♪
間取り7:玄関に使い勝手の良い大容量のシューズクロークがある事例
玄関に使い勝手の良い大容量のシューズクロークを設置することで、収納スペースが充実します。
シューズクロークは、靴や外出用品、アウトドア用品などを整理整頓するのに最適!
また、自転車やベビーカー、キャンプ用品などの大型アイテムまでしっかり収納できるスペースがあれば、玄関が散らからずにすっきりと保てます。
魅力的な玄関スペースを実現するためには、収納計画を十分に考慮に入れ、家族のライフスタイルに合わせたプランニングが重要です♪
間取り8:玄関にリユースコーナーや防災グッズ収納がある事例
玄関にリユースコーナーや防災グッズ収納を設置した間取りです。
フリマアプリを利用することが多いご家庭では、出品物の撮影、梱包作業、梱包資材の一時置きや発送手続き、受取りが玄関近くで行えるので非常に便利です。
特に梱包資材は収納場所に悩むモノなので、専用のコーナーがあればスッキリ解決!
また、防災グッズ収納では、非常時に備えて懐中電灯や非常食などをまとめた防災バッグを玄関付近に常備することで、家庭内での安心感が高まります。
逃げるところ(玄関)に近い場所に保管しておくことで、万が一の際に迅速に避難できます♪
間取り9:玄関と土間リビングが隣接した開放感のあるおしゃれな間取り事例
玄関と土間リビングが隣接することで、開放感のあるおしゃれな住まいが実現します。
玄関と土間リビングの間に間仕切り壁を設置しなければ、視覚的にも物理的にも広がりを感じる空間が生まれます♪
土間リビングは、壁面オープンシューズクロークが設置できるほか、アウトドア用品やガーデニングアイテムの収納、ペットのためのスペースなど、多目的に利用でき生活の幅が広がります。
間取り10:玄関から4箇所のスペースに隣接している動線の事例
こちらの間取りは玄関が中央にあるレイアウト。
玄関から複数のスペースに直接アクセスできる動線設計は、家事や日常生活の効率が飛躍的にアップします!
買い物帰りに便利な、パントリー・キッチンに直行できる効率的な動線。
帰宅時に洗面室・ランドリールームに直行して手洗いや洗濯ができる利便性の高い動線。
外出時や帰宅時にすぐに衣類の出し入れや着替えができるファミリークローゼット。
これまでの間取りの良いところが詰まっている、「暮らしやすさ」を追求した間取りですよね♪
使いやすい玄関の間取りを考えるうえで知っておきたいポイントは?
生活の快適さや利便性を高める玄関を設計するために知っておきたいポイントについて説明します。
特に押さえておきたいポイントは、収納を必要とするモノの種類や数の把握、家族構成によって変わる玄関やシューズクロークの広さの目安など。
これらのポイントを押さえることで、玄関が快適で機能的な空間になります♪
玄関収納は靴と靴以外のモノの収納スペースを考える
玄関収納は靴だけでなく、靴以外の日常的に外で使用するモノを収納できるスペースがあると、玄関がすっきりと整い、出入りの際に便利です。
例えば、子供のおもちゃ、ベビーカー、キャリーケースなど大きなアイテムをしっかり収納するスペースを確保することで、玄関の乱雑さを防ぎ、使い勝手を向上させることができます♪

理想的な玄関の広さの目安
理想的な玄関の広さは、住む人のライフスタイルや家族構成に応じて異なります。それぞれの状況に合わせた適切な広さを検討することで、日常生活をより快適に過ごすことができます。
夫婦2人暮らしの場合
夫婦2人暮らしの場合、大量の靴や物を収納する必要がないため玄関スペースは大きな面積を確保する必要はありません。
玄関の広さは一般的なリビングと隣接する2畳程度のコンパクトな広さで問題ありません。
狭いスペースでも効率的に収納ができるようにすれば、玄関は機能的かつ快適な空間となります。
自分たちのライフスタイルやニーズに合わせて最小限で快適な玄関を実現しましょう♪
夫婦+お子様とお住まいの場合
夫婦とお子様の家族構成で住む場合、玄関は広めに設計するのがおすすめです。
子どもが成長するにつれて靴の量が増えるので、収納においては、最低でも現在の収納+20%のスペースを余裕もって確保できると良いでしょう。
広めの玄関スペースがあれば動線がスムーズになり、混雑を避けることができます。
シューズクロークの広さの目安
シューズクロークの広さの目安は、夫婦お二人でお住まいの場合、子どもがいる家族、靴以外のモノが多い子どもがいる家族など、家族構成で変わります。
家族のライフスタイルに合うシューズクローク使い方と広さの目安を知っておくと良いでしょう♪
夫婦2人暮らしの場合
夫婦2人暮らしの場合、シューズクロークの広さは通路の面積も含め2畳が理想的です。
靴以外のモノの収納は靴の収納スペースと合わせて2畳のシューズクロークで設置することができます。
夫婦2人分の靴+スーツケースなど靴以外のモノが収納できるシューズクロークですね♪
夫婦+お子様とお住まいの場合
夫婦2人+子ども1〜2人の家族構成の場合、シューズクロークの広さは通路の面積も含め3畳程度が理想的です。
靴以外のモノの収納は靴の収納スペースと合わせて3畳のシューズクロークで設置することができます。
家族人数分の靴+スーツケースや子どものおもちゃなど、靴以外のモノも収納できますよ♪
大きなモノやアウトドア用品などを多く収納したい場合
夫婦2人+子ども2人の家族構成で、玄関の収納量を多く確保したい場合、シューズクロークの広さは通路の面積も含め4畳以上が理想的です。
家族4人分の靴+ゴルフバッグ、ベビーカー、自転車などの嵩張る大きなモノやアウトドア用品などをたっぷり収納できるシューズクロークですね♪
最適な広さを知っておくことで、生活に無駄のない収納スペースを確保できるので、玄関まわりをすっきりと保つことができますよ♪
玄関の間取りでよくある失敗しがちなポイントと対処法
玄関の間取りでよくある失敗例として、動線が不便であることや収納スペースが不足していることが挙げられます。
よくある失敗例
・靴が散乱してしまい、見た目が乱雑になる!
・家の中にコートや帽子などを持ち込むのが面倒!
・キッチンまで遠くて不便!
・手洗いスペースまでが遠い!
・土間部分が狭い!
・ベビーカーやキャリーケースの置き場がない!
・LDKが圧迫されてしまった!
こうした問題を避けるためには、収納スペースの計画が非常に重要です。
玄関の間取りを考える際に、動線の確保や収納スペースの適切な配置がポイントとなります。
靴だけでなく、靴以外のモノの整理整頓ができるスペースを用意しましょう。
後悔しない壁面収納をつくるための3ステップ
後悔しない住まいづくりをしていただくためには、建築図面が完成した後に収納を考えるのではなく、間取りを決める際に収納もしっかりと計画しておくことが重要です。そのための3つのステップをご紹介します。
STEP01 情報を収集する
まずは収納に関する基礎知識やアイデアを見つけましょう。
自分にあった収納や、自分の知らなかった理想の収納を知ることができます。
インスタグラムの公式アカウントでは家中の収納をフルラインナップし、ひとりひとりの生活スタイルに合った快適収納空間のご紹介や、収納アイデアをお届けしています。
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実際にインスタグラムで南海プライウッドの商品を採用していただいたユーザーの投稿をご紹介しています。
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空間やカテゴリ、商品名から目的に合わせて施工事例を検索できます。収納以外のスライドドアや天井などもご紹介しています。
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STEP02 カタログを見る・ショールームへ行く
興味のある収納についてもっと詳しく知るための手軽な方法は、デジタルカタログやカタログの取り寄せです。またショールームにいけば、実際に見て触れて体験できるので、より一層理解を深めることができます。
カタログを見る
オンラインで今すぐご覧いただくことも、無料でお送りすることも可能です。お手元に1冊あると、ご家族で相談される際にも役立ちます。
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ショールームへ行く
東京・名古屋・大阪・香川のショールームはリアルな生活をイメージできる体感型ショールーム(予約制)になっています。
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また、お近くにショールームがない方には360°バーチャルショールームをご用意しています。
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STEP03 施工業者を決定し、収納プランの打ち合わせをする
欲しい収納が決まったら、最寄りの施工業者様にてご依頼ください。
お家のスペースや場所・好みの条件にあった収納を探すための、便利な収納ツールも用意しています。
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まとめ
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
玄関の間取りは住宅の印象や住みやすさに非常に重要です。
玄関の役割や求められる空間、生活動線を考慮した間取りの実例、さらにはシューズクロークの配置タイプなどについて詳細に解説しました。
これから家づくりを考えている方は、是非この記事を参考にして、自分たちのライフスタイルに合った玄関の間取りを設計してください。専門家のアドバイスを受けることも忘れずに!
間取りを決める前に情報収集・専門家との相談を行い、具体的なプランニングに進んでみてください。また、ショールームに行くことで、自分たちの理想に近い間取りを見つける手助けになるでしょう。





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